2012/12/31

2012年総括(ブログ版)

最近ペーパー(Latter)も出せないのに、これをやるのは不本意なんですが……総括、参ります。

本年はアニメ舞台地が爆発的に拡充した1年であったし、フィルムコミッションなど地元の撮影組織が、より土地を知って貰う為に重要になってきたことを示す1年でもあったかのように思います。その意味では『あの夏で待ってる』で小諸フィルムコミッションでの市民参加型とはいえ総会に参加できたことが大きいかなって思っています。更に江ノ電沿線では3本ものアニメ作品が登場し、期限付きなんでしょうけど、ご当地アニメの拡充という点では本当に凄い1年になりました。今後海外や島嶼(とうしょ)舞台の作品も増えてくるのかな?と思うと、観光面でも更なるビジネスチャンスや、地域活性化への起爆剤に繋がるのかな?って感じます。ただ、持久させるためには別途な問題もあって、支援者や動き手の範囲、作品に沿ったやりやすいアイディアイベントなど、作品を只単に増えていく事が、終わらないテーマとなるのかな?って思うんですよねぇ……。

一方、社会情勢的で今年は中国の反日暴動がありました。
日中で旅行取扱をされている中で多くの旅行キャンセルが出た際に、
「旅行は平和産業。平和なくして旅を楽しむことはできない」
という言葉が胸に響いて今もその状況です。
平和産業、国内においても平和か?といえば今はそうではなくなってきました。昨年はもっと酷かったと確信します。『近場で経済を盛り上げる』ということの一環でアニメや舞台地、パブキャラなどとのまちおこしや興味関心に繋がるものになっているんだと、自分は考えてきました。とはいえ、出来ることは本当に限られているってことを痛感させられたんですが……。

本年は作品で言えば、『氷菓』の岐阜県高山市と静岡県掛川市にある加茂荘・加茂花菖蒲園は日数的には短いものの、奇跡もあって大変思い出深い作品になりました。
(総括書くまで『あの夏で待ってる』と最後まで悩みましたが、奇跡の逆転です。しかしながら、県単位で言えば長野県となりますので後述することにし、まずは作品との舞台地旅行として『氷菓』にさせて下さい)

高山市はご無沙汰、掛川市はお初で、菖蒲園近くの天竜浜名湖鉄道沿線も1度行ってみたいと思っていて叶ったのが『氷菓』の千反田宅モデルツアー(しかも菖蒲の花が綺麗に咲いたとき)となりましたし、『HK240の集い』では丁寧な加茂荘の案内を社長からして頂いて、リアルで江戸の千反田家の様子を米澤穂信先生の文と照らし合わせながら見学出来たことは、それこそ『温故知新』って言葉が合う。想いそれぞれどこまで吸収できるかはわかりませんが、支持したい作品であろうと考えております。
高山市においても舞台地で再発見、というか印象強さのマーキングになると思っております。まだまだ訪れていないトコロもありますし、特に4月の生き雛まつりにはなんとか出れないか?と考えていますが……先が見えなくてもどかしい点もありますが。県立斐太高校ご縁の応援部から現役の方々まで、氷菓の応援でここまで楽しめることができたんだって思うと……感謝の言葉しかありません。斐太高校で言えば国体があって、見学出来た奇跡も大きいものがあります。神山高校文化祭で盛り上がった10月は、地元から外部の企業の盛り上げのほか、参加された方々がプロからこのイベントを通して同人誌即売会初参加者という方もいらっしゃることも聞きました。言葉に現せない一体感を覚えた日でもありました。

変な話ここ最近、ローソンでのタイアップ品であった伊原摩耶花店員ストラップが当たって届いたり、角川書店から古典部ユーストリームでミステリーツアーのMC方々が書かれたイラストで、烏田君の絵が届きました。抽選での景品がこれほどまでに多く届くのは今までなかったように思います。また、神山高校応援部で『わたし、気になります大賞』で1つ投稿していたんですが、優秀賞として賞状を頂きました(神山高校校章が金押しされていた)。副賞も凄くて10月のイベント『神山高校文化祭』のポスターとお弁当の紙、そして高山で発売のポストカードも2種類頂きまして……これ無くて逆転は無いです。

県単位では前にも申し上げました通り、長野県で間違いありません。
今年はおねがい☆ティーチャー放送10周年記念の木崎湖で、信濃毎日新聞に載ってしまいました。更に写真コンクールでも井出監督賞に選ばれたことも大きいかな(あんまり美談に出来ないけど)?木崎湖観光のいち大事業的な夏だったと思います。ここはまず大きく喜ぼうと思います。
長野といえば比較的縦に長い県で、飯田線やら中央西線沿線には行けなかったんですけど、それでもしなの鉄道・小海線沿線で考えればお世話になった1年でした。『あの夏で待ってる』の舞台地活動はセカンドベストという形にはなってしまいますが、体験出来ないことだらけだったし、地元でも必要になるでしょうコミュニティデザインの気付きを教えてくれたという意味でも大事な思い出です。
意見交換会、フィルムコミッション総会参加、ドカンショ踊りの応援、あっぷる学園の撮影会といった企画の参加やカードラリー参加もそうなんですが、『なつまち』基軸でとらわれない点においては、新海誠展、小布施見学、さくデ。が印象強く残っていまして、長野の楽しさを感じるチャンスはこの年じゃなければ出来なかったでしょう。今年15回も出かけた長野県というのも本人としては唖然としているんですが、本当にお世話になりました。

埼玉県内で申せば秩父の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』、栗橋みなみの栗橋商工会の応援を継続することができました。
そういえば、喫茶店の幡屋での結集からもう1年なんですよねー。
近場とはいえ、出会いの数も多かったし、舞台地巡りのホームグランドであることは間違いありません。龍勢が体制整わないにも関わらず無事に見学出来たし、秩父夜祭も2回目でようやっと参加が叶うところまできました。秩父鉄道も利用回数が多くなったなぁって(SLの乗車も叶ったし、気軽に乗りやすくなった環境もあってか利用回数が去年よりも多いように感じています)。
栗橋商工会を拠点に置いたパブキャラ応援活動も、できるかぎりですがなんとかここまでって気がします。
栗橋みなみを基軸に置いた鉄道むすめ応援から、宇都宮や下館のイベント、とうとう今年は知多むすめってことで半田までやってきて……。

我ながらパワフルにやってきたなって感じてしまいます。秋口からの体調崩れやすくなり(今は風邪を環状してひいてるように思います。なおったらと思ったら……またひいてるし)、また気づいたら大事な作品の応援を忘れていたりとアホなことも隠せないのですが、GABP'CTs活動で考えると充実した1年だった。今はクールダウンなう、って所でしょうけど、定着支援数をよく見極めて、来年も頑張っていきたいと思います。

本当に今年は多くの方にお世話になりました。
ありがとうございました。
2012年も残り12時間を切りましたが、良い年で迎えられますようお祈りいたしております。

2012年12月31日
mshr Kishi(キシマサヒロ)
PS:2013年1月4日、読んでて変だった文章を修正しました。

いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!門前仲町散歩

『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』……長いので以後『いま妹!』というPCゲーム(といっても全年齢向け)が12月14日に発売され、以後主に平日の空いた時間でプレイしております。

今年1月にプレビューブックとドラマCDがコミケで発売され、ゲーム本製品に関しては約1年かけての登場です。

To Doリストの中には『いま妹!』を買おうと隅に入れながら、途中『魔法使いの夜(Type Moon)』なんかもやっていましたが、一方でPCゲームの18禁には付き合いきれない、という限界を感じるようになりました。それでも、プレイしていて一番落ち着くのが、スタバやTULLE'Sといったカフェのソファーだというんですから、多分異常なんだろうなと自虐的にも居心地はいいんですよね……。

制作しているのはFairys。東京は銀座に事業所があります。銀座は仕事もしてたし、流行で建物でいまでも行ってみたいねぇ、って思ってます。Apple Storeなんかは大変重宝してますよ。今年テレビアニメになった『恋と選挙とチョコレート(恋チョコ)』をPCゲーム(18禁)で発表したSpriteと同じ事業所、姉妹ブランドになっています。恋チョコはやりました。2作品ともエフェクトに難はありますが、水彩画のようなCGとキャラクターデザインに今後も支持したいなって感ずることがあります。

『恋チョコ』『いま妹』共に作品舞台は共通化されており、主に東京都江東区を周辺が舞台となっています。無論、実地名ではありませんが。

そのため、2010年11月には恋チョコをすべてクリアーした週末、江東区内を都バスでまわってみたことがあります。特段恋チョコに於いては区以降の地名がキャラの名字になっている人物が多く、単に背景先を見に行くには物足りないし、江東区内は都バスが網目のように路線が充実しているので、外が見れない地下鉄で回るよりも教養になる気がするんです(教養というか参考資料に『東京人』の全江東区ムックをバックナンバーで買ったり、テレビ東京の『空から日本を見てみよう』で江東区を飛んだ回は録画してあります)。1日で各所まわって、高藤学園敷地モデルである小松川公園から劇中に出るロックゲートまで散歩で歩いたのが、印象強く残っております。テレビ放送中もやってみたかったのですが、暑さに負けて実施不可能でした。水面下に恋チョコで必要なスポットとかは、時間を見つけて回ってはいたんですがねぇ……。

いま妹!では主人公宅が門前仲町周辺にかまえている、とのことで12月29日に行ってきました。

門前仲町周辺をこのゲームの世界では『いなせ』と称されます。

地下鉄の大江戸線と東西線、地上で言う永代通りと清澄通りをクロスする門前仲町交差点は、早速ゲームの重要な背景に使われています。

近くには深川不動尊もあり、不動尊人情商店街の一角にあげまんで有名な『宮月堂』は、恋チョコのあるヒロインにとっては重要なスポットになっています。

今回ようやっと立寄れたので、あげまんを買って食ってみました。

衲を付けた饅頭ですが……かりっとしてるあげたての時に頂いたら、美味しいんだろうなって感じます。

不動尊近くになると、主人公が住んでる所に近いところに近い黒い高層ビルを見つけました。

この近く?と思い、橋のいくつかを探してみました。

永代通りを南下した『巴橋』が該当しました。

巴橋付近はTimes駐車場があるけれども、一帯は閑静な住宅地です。

でも川に沿って遊歩道があったり、何故かこの川には漁船がとまっていたりと、埼玉ではなかなか見れない河川のつくりをしています。

少し行ったところに公園もあります。丁度主人公よろしくサッカーで遊ぶ子たちを目にしました。

ゲーム画面を見た時、門前仲町?なんか築地から銀座(って、これじゃぁ江東区じゃなくて中央区だよ!!)を向けてもこんな感じ?かと思っていたんですが……この中途半端な記憶の麻痺や新しく見つけた場所に辿り着いた時がちょっとした嬉しさになるんです。

すべてクリアーした時の楽しみに取っておこうと思ったんですが、まず背景画だけでも2ヶ所は現地を抑えることができましたし、今度時間が作れるときは河川の沿線を歩いたり、図書館も近いからそこで江東区資料を探しもいいなって思ったりしています。

ただ、いま妹!では地下鉄やらゆりかもめでの移動を通学の軸にしていますので、江東区散歩と一緒にするにはルートを作るには難しいなって感じております。それでも出来そうなのは、正月を過ぎた1月に実施になるんでしょうけどねぇ……。
↑18時に新宿で飲み会があり、空いた時間を門前仲町駅近くの珈琲館で過ごした時の写真です。プレイはしてませんが、近況報告にパソコンが必要で持ってきました。

2012/12/15

ココロコネクト ツヅキタイム#2

2012年12月12日。

後述しますが、上演会のチケットの日付は12.12.12と並んでいたことに、『おー!』と思っていたこともありました。

その上演会合わせで8月ぶりに『ココロコネクト』舞台地散歩、第2回目を行えましたので書き留めます。

#2:続かない続かない続かない

前回は港北ニュータウンのセンター北とセンター南を散歩してみました。

都筑阪急の観覧車、『カコランダム』のEDで使われちゃいましたね……空中散歩に使って良かったです。

今回は横浜市営地下鉄ブルーラインで新横浜を南下した『岸根公園』へ行ってみました。

ブルーラインで岸根公園駅を降りればすぐに公園です。

駅で言う中山から、東白楽や東神奈川を経て横浜へ向かうバスも出ています。

駅になるほどの岸根公園、でも歩いてみるとさほど大きな公園では無かったように思えます。

ココロコネクトスポットも一部分に過ぎず、公園出口を降りてすぐの野鳥保護区等の水際がメインでした。

住宅街の小さな一角が自然保護区指定になっていたんですかぁ……。

その割ドバトが多かった気もしているんですけどねぇ……。

池の周りを木造橋で渡ることもできますが、この橋がどういうことかプカプカ浮いています。

何かの自然配慮だったんでしょうかねぇ?

ココロコネクトは確かにこの一帯がロケーションとして使われたんでしょうけど、折角なので岸根公園を1周してみることにしました。多分目的としてはここまで、だったとは思いますが……なかなかこんな機会じゃないと歩くことも出来ないと思うしねぇ。

冬になったとはいえ、晴れていれば冬場の公園もあたたかいものです。

小さな子連れ客、バンド仲間の帰り道、学校が終わってボール遊びを楽しむ人、マラソンなんてやってる人もいたような……。

スポーツブームに上手に乗れないよなぁ……。

急な高台になっているところもあって(横浜って言ったらこの高台が特徴じゃないの?)、その高台から新横浜の大きなビルを見渡すこともできますが、さすがに東海道新幹線まで確認することはできませんでした。地下鉄の次の駅が新横浜だから近いとは思ったんですが、そうじゃなかったんですねぇ……。

岸根公園寄りに戻ると、神奈川県立武道館があります。

この一区だけは純日本を覚えるような作りになっています。

玄関辺り円模様の砂に……「あ、京都」なんて思ったことも。

弓道、剣道、柔道の道場で構成されていて、この日は弓道での稽古の方々が多かったように思えました。

今年から中学校の体育でダンス必須はよく聞きましたが、武道も必須になったんですよねぇ。

文科省で検索かけると、剣道ってことになっています。

栃木県の教育研修機関で、剣道の教員研修がNHK首都圏ニュースで紹介されたことも記憶しています。

中学校では武道場のある学校も多いでしょうけど、武道が最近まで軽視しがちというのも問題なのかな?なんて思ったり。確かにやってみたら痛い、キツいなんてあるんでしょうけど……今の精神教育には必要なんでしょうね。

日が暮れてから、東京は新宿に戻りシネマート新宿へやってきました。

目的は『ココロコネクトミチランダム』後半部の上演会。

水曜日の休み以外でチャンスが伺えませんでした。

書いている今日や明日の舞台挨拶日では、気付いた時には両日とも満席でどうすることもできなかったので、この日を選ばざるを得ませんでした。

ちなみに、11月に開かれた前半上演会は総て舞台挨拶があったので、大亀あすかさんと伊藤 静さんの日に参加しています(が、声優さんたちを前にトークを楽しむことが出来ません。楽しめたら空気を読めなくなるでしょう)。

これにより、『ココロコネクト』は全てのアニメを見ることができました。

原作小説ではずいぶんと読み辛い感もあったのか、アニメ化で内容の把握がしやすかったです。

11月と今回の上演会を見ていて思うんですが、9月に起きたあの不祥事が思いっきり冷え込みさせて、上演会場の座席定員よりも半数以下とか行かないか心配しました。が、実際は前半は満席に見えたし、後半も半分以上が埋まっていたし……見ている方はしっかり見ているんだと思うんですよねぇ……。アニメの番宣部を除けば、今年5本の指に入るほど楽しい作品だったよ!って言えるくらい、です。そんなわけで、心情楽しかった以上にこの作品が惜しい気がしてなりません。
(更にeufoniusの不祥事は今でも衝撃的で、今まで見てきたアニメで数々お世話になっているだけあって、言葉が出てきません。過去巡り会った良作があれもこれも駄作や絶版になってしまうのかが怖いくらいです)

ココロコネクト作品鑑賞としては一区切りになりますが、もう1回はツヅキタイムやりたいです。まだまだ最近の横浜歩きは手薄な状況になってますので……。舞台地とは少し離れますが、出来た時には書いていこうと思います。

2012/12/08

秩父夜祭参加して

『あのはな』応援で訪れる秩父としては、ようやっと叶った『秩父夜祭』。

12月3日(日)の本祭の夕刻にお邪魔させて頂きました。

今の職場が行田市にあり、最寄駅も秩父鉄道東行田駅から15分も歩けばお釣りがくるところにあります。

熊谷や羽生への乗り換えには何回か使っていますが、職場から秩父まで電車で行ったらどれだけ時間がかかるだろう?

就職が決まって今の職場へ行っている時に、よく考えていたものですが……秩父夜祭でようやく叶いました。

東行田15:23→秩父16:45(各停/7500系担当)

1時間乗ってあっという間に夜の帳が……。

仕事後とはいえ、13時ぐらいから出ていれば、もう少し違うのかな?と思った気もします。

秩父駅を出てほっとすぽっと秩父館で、『あのはな事前劇場チケット』を買いますが……夜祭り合わせに商品券や新しい交通安全ステッカー等新しい『あのはな』秩父グッズが出来上がっていました。

今月中、何度か秩父行きがあるかと思いますので、買う機会を見つけてみようと思います。
(っていうかブログ書いている本日、もしかしたら買っちゃうかもしれない)

お世話様になった『まめちゃん家』で夕飯を食いますが、今日はもつ煮が発売されておりから揚げ定食と共に頂きます。

本当はお酒も飲みたかったんですけど、動きのメニューから酒は手控えた方が良いかもしれないとやめてしまいました。

思えばこの祭り中、ソフトドリンクでさえ飲み食いしていないんです。

大きな山車を見て感動して、花火大会の会場に行くのに小道を迂回して……花火もドンドンあがっていく。

5時間の滞在では物足りない気も覚えてしまいます。

秩父市役所付近で花火を見ることにしました。

今回羊山公園辺りからの花火大会だったんですが、目的の『あのはな』スターマインが21:40過ぎ。

次か、次か?

22:02の急行に乗れなければ、終電には乗れないぞ!

ヒヤリモノでしたが、めんまの放送ではじまった放送花火の打ち上げは、感動を覚える他ない作品でした。

小雨ぱらつく時もあって、雲が濃かったのか花火がモヤで薄くなっちゃうこともあったんですけど、『Secret Base~君がくれたもの~』に合わせた花火大会は、何百発の花火が冬空を温かいものに変えてくれるものさえ思いましたね。1年前ミューズパークで開かれた『ANOHANA.Fes』での花火を思い出しました。あの時の花火の感動はイベントの中では忘れられないものです。秩父は龍勢もそうですが、火薬と花火に恵まれているなぁ……ww。

感動ものでした。

短い時間でしたが、行けてよかったと思っています。

会場から秩父駅までDASHが怖かったですが、22:02の急行には間に合いました!

行き違いで停車駅よりも多く停まることが多かったですけど、急行のリクライニング付ボックスシートは祭りの疲れを癒してくれました……そこでも飲み物を買いはぐってしまった点は痛かったんですけどねww。

熊谷23:11高崎線最終上り列車には間に合い、翌日はなんとか仕事をこなすけど、この3日間外に出まくっていて疲れがどっとたまったことは言うまでもありません……。

平日開催とはいえ、なかなか秩父での知り合いにお会いできませんでしたが、行けてよかったことを記しておきます。

"氷菓"の幸運と成果物

12月2日(日)、ユーストリーム放送にて『古典部・氷菓ミステリーツアー』が放送されました。

後半のお絵かきコーナーで頂いたメール(おたより)が紹介されますが、前回放送後に疑問があって書いたものが読まれました。

手短にまとめると……
・お絵かきコーナーで描く烏田くんと古谷さんの絵は、生放送なら短い時間でよく仕上げられるな、と感心している。
・その際の絵の設計図は、1)紙を見て即興で描くのか。2)リハーサルなどの放送前に予め決めておくのか。
・何回か番組をやりお絵かきコーナーの都度、短い時間で描くいるがその際の苦労話とかは無いのか。
""わたし、気になります!""
・9月29日高山のパイナップルサンドことバグパイプでスペシャル放送された際、高山にお邪魔させて頂いた。
・(貸切で入れないことや、舞台地巡りに専念するため)翌日、お店へ行ってイラストを拝見させて頂いた。

録画しておくべきだったなって思って今後悔していますが、MCの烏田君が予め決めておく、古谷さんが即興という答えに驚いたものですし、何より応募率が高いと考えられていたので読まれることはないと思ったんですが、ここで読めて幸運でした。

とりわけ、『氷菓/古典部の旅路』をやっていて『幸運』が重なったことは無いなって思います。

1回目加茂花菖蒲園・加茂荘を訪れた時には、菖蒲の花がきれいな時に来訪できた。
(追加のおどろきタグとして、『新東名自動車道』『天竜浜名湖鉄道』)

2回目加茂花菖蒲園・加茂荘をイベントで訪れた時は、社長で家主・当主の方から直接話を聞けた、加えて1点だけの額縁イラストを手に入れられた。
(追加のおどろきタグとして、『安土時代からの庄屋敷の非公開部分も公開』『遠州鉄道』『N700系こだま』)

3回目高山を訪れた時は、ひだ国体開催が幸いし県立神山高校こと岐阜県立斐太高校の一部でも校内に入って見学できた。
(追加のおどろきタグとしては、『アルピコ交通上高地線・淵東なぎさテレビ取材』『図書館内撮影許可』『古典部ユーストリウム』)

4回目高山をイベントで訪れた時は、このイベントに来れること!そして奇跡的に予約が取れたこと!
(おどろきタグとしては、『ファン客道案内』)

氷菓の来訪通算は4回7日(高山でそれぞれ1泊しているので)。

しかし、この幸運は今でも何かしらに残しておきたいね、って年の瀬迫っていますがいつも思っております。

薄い本でお裾分けするか、それともフォトブックで本年の記録として制作するか……。

ブログでは写真も掲載されておらず、まだまだ未完成だと思っています。

『氷菓』の旅記録と、『なつまち』の応援記録……1部門としての成果物は作らないと、新しい舞台地巡りは出来ないな。

そして、2012年の活動記録も作り上げたいです。

今は風邪をすぐひきやすいのか、なかなか印刷物を作れるまでのモチベーションが上がらないのが大きな悩みですけど。

追記『古典部氷菓ミステリーツアー』は12月16日の放送で最終回を迎えました。おつかれさまでした。

2012/12/06

さくデ。なつまちPR.

12月1日(土)の出来事です。

秩父夜祭前々夜でも行こうかと思ったんですが、ブログ更新後『なつまちおもてなしサロン』のTwitterをWeb上で見ていたら、『さくデ。佐久デザインフェア2012』に参加するというので、この日は佐久行きに回しました。

12月に入りましたから交通手段を最後まで考えましたが、結局クルマとなってしまいました。

当日朝までは列車で、って考えていたんですよね。

昨日から雪の予報はあったし、もしかしたら松井田を過ぎたら、雪対策の無い自動車は走れないとも思っていたんです。

実際10時過ぎに上信越道のトンネルを抜けて長野入りしたら雪が見えたし、走行中通行止や事故の情報も入りました。

雪と台風は車運転や旅行で一番気を使います……。
(もっともスタッドレスタイヤが無いというのも理由になりますが)

12月1日の雪の予報は意外なことにちらほらとは降ったんですが、佐久滞在中は快晴そのものでした。

デザイン……実用を踏まえて絵や造形物を意匠すると辞書を引けばそう載るのでしょうけど、奥の深~~い言葉でモノだけではなくヒューマンライフそのものを豊かにするという定義に広がっているそうです。抽象的ですね。ラーメンで『コクのある味』って言っても『コク』の定義は何かと言われれば、なかなか答えられるはずないですし。昔、中国のあるラーメン屋が出した定義では『自然の風味を融合させる』って言っていたことを記憶していますけど、『風味の融合』というのも味覚の『デザイン』とも考えられますしねぇ……。今乗ってるSUBARU R2も2003年の今頃デビューしてますが、デビュー当時は丸みあるセダン型軽自動車は画期的なデザインだったともいいます(写真集にしてもいいなって思ったこともあるほどでした)。余程完成されたデザインでない限り、好き嫌いも別れるし、後でその意味を悟ることだってあるほどです。

『D39』が考えた2回目のデザイン展は、『つながる』をテーマに様々な気付きを見せて頂きました。

まず『さくデ。』としてはじめて訪れた浄土宗の西念寺。

お寺で宗派があるから立ち入れず!なんて思うけど、実は寺は人生設計の事務所のようなものです。

有形無形問わないデザインを見いだせる場所であるし、学校の礎を考えれば寺子屋という言葉も。

お寺に合うかのように心理テストが開かれたり、味覚をデザインするかのように極楽スープを無料で振る舞われたりしていました。

ラーメンのスープを基準にしていて、白い出汁が効いていて美味しかった。

ただ振る舞われるだけではなく、環境問題を意識して容器等はディデュースも考えられています。

これからの時代をキチンと考えてますね。

西念寺から出た地域だけではありません。

最近は新幹線が走る佐久平の駅はチェーン店をメインに活気にあふれていますが、西念寺からすぐ出ると岩村田商店街に出ます。

この商店街には寺子屋名乗る塾が西念寺を出てすぐのところにある。

聞いてみると、まさしく塾、進学特化の塾じゃない。

学校成績は勿論のこと、人間の豊かさやマナーなども見るし、託児所もあるから『地域で育てている』んだそうです。

岩村田商店街は単にモノを売るだけではなく、高校生のチャレンジショップもあったりで、活気のある商店街づくりをされているんだそうです。

シャッターでしまってしまう商店街を次の世代に残すために、と。

『三月九日青春食堂』でメインの昼飯にしますが、ここも『さくデ。』のタイアップをされていて、『つながる』ことをきちんと意識していたように思うんです。

39色限定の佐久産の定食を食ってきました。

ちなみに青春食堂もそうですし、この商店街では電子マネーのwaonが使用可能なんです。

Kishi独自ではAEONって『物流のCLANNAD』って思いましたが、その概念は合っていたように思います。

ネット世界における『CLANNADは人生』という意味も含めて。。

このデザイン展、奥が深いどころではなさそうです。

佐久平駅に出てきて、勤労福祉会館にて東北芸術工科大学の志村直愛教授の『建築的日常から見えるデザイン学』ってシンポジウムを受けてきました。

デザインを志す高校生の皆さんと一緒にデザインとは何ぞや?という講義を受けてきました。

既に学生とはかけ離れた年齢にいてデザインの講義を受けると吹き出し笑いしたり、頷いてしまうことが多かった。

何せ鉄道話もでてきて、的を得やすかったんですよね。

1時間45分の講義が終わって、ようやく東横イン元麻生ギャラリーにやってこれたのは……展示会の1日が終わる1時間前のことでした。

展示物をいろいろ見ながら、なつまちおもてなしサロンの展示物をようやっと見ることが出来ました。

ここまで長くて本当にごめんなさい。

『なつまち』での出展意図は……コンテンツ・ツーリズムの一部を紹介することで、コミュニケーションデザインを図る目的だそうです。

モノ的には『あの夏で待ってる』というアニメを通じて長野県小諸市を訪れる旅人をおもてなしする、というテーマで木彫りの"りのん"、おもてなしプロジェクト特製のカプセルトイのガチャをはじめとするお土産などの成果物を基軸に、今までやってきたことを文字と写真でまとめたパネル……。

多分特筆は無いんでしょうし、そんなに宣伝もしていなかったんですが……自分にはこのパネルにこそ考えていたことが形になっており、「これだよ!考えていたことは!」というモノを具現化していたんです。

とはいえ、一旅してきた客の見た立場の視点です。違うとは思うんですが……。

まず、なつまち観光を支えてきた人たちのつながりをパネルにしていました。

アニメなどの舞台地巡りにおいてはスマートに小さく出しゃばらずにやるのがいいそうですが、小諸の場合は考えが逆でした。

逆ではあったんですが、それでも楽しめるものを世に送り出すことが出来たんじゃないかと思っています。

あとはファンの支援がどれだけのアニメ作品と舞台地と地域の鮮度を維持できるかなんですが……。

自分は地域での『つながり』なくては、『あの夏で待ってる』の舞台地活性化は成立しないと思っています。

長野県は比較的大きな県で、隣り合わせの県も沢山ある地理にも所以しています。

まず一番に考えられるのは大町は木崎湖とのつながりですが、劇中だけではなく本年は木崎湖舞台の『おねがい☆シリーズ』も本年10周年記念事業で、遮断するには勿体無いとさえ思った作品達です。

移動するのにさえ、直線上100kmは離れているこの間……世界と比べたらちっぽけなものでしょうけど、それでも長野県は広い県だと感じます。

そこで沿線とのつながりで自分はこの『さくデ』での出展意義を強く思いました。

住んでいる地域視点で変りますが、しなの鉄道を含めた信越本線沿線と小海線沿線は、埼玉に住んでいる身としては近場に感じるんですよね。

ご当地アニメもあるんでしょうけど、1点よりかは複数点の方が選択肢があるし、コウユウもしやすくなる。
(このコウユウの漢字変換は各自に委ねさせて頂きます。遊んでみてくださいww)

11月3日に新海 誠展で小海の高原美術館に行ったのも、地域旅としての意義があってこそです。

観光財産としても豊かになるし、その旅を選ぶこともデザインになります。

住むことも訪れることも……嫌なことが多い中、デザインを覚えることで豊かになるんだって。

好きな作品を持つということの1つ幸せなことなんだって感じます。

良い終わり方ではないんですが、自分の地元(埼玉県北本市)のことを1つ。

駅前を基軸にデザイン力を高めた駅前ロータリーが西口に出来上がっています。

ついちょっと前までは昭和の遺産ロータリーになっていたんですが、21世紀入って市立の駅ビルも出来て少しは楽しくなってきています。

で、今度は新市庁舎を建設することになっていて、売りは『お金をかけないで作る機能的な市庁舎』を目指しているそうです。

何せ今の庁舎は……昭和40年代のものと見ていますから、ガタどころかバリアフリーも無い建物が変わるわけです。

あったらいいなと思っていた外が見えるシースルーエレベーターもようやっと駅に出来たと思ったら、今度の市庁舎で採用されるかな?と思えるモデルを見ることが出来ました。

今や当たり前でしたが、ガキの頃は憧れなエレベーターでした。

建築的楽しみではこの市庁舎が楽しみなんですよね。

どんなデザインを具現化出来るのか……。

ブログを書く前に。

遅いかもしれない、久々なんですが……。

中央自動車道笹子トンネルでの事故につきまして、亡くなられた方へのご冥福、お怪我をされた方へのお見舞い申し上げます。

自分が最後に使った中央自動車道は本年10月21日、長野道松本ICから地元の圏央道桶川北本ICまでを通った時でした。

2012年は『ご当地アニメ等による地域活性化』がより顕著な年になるだろうと、このブログを立ち上げました。

当然本年の高速道路の利用数は随分使ったな、と思うし……中央道の利用回数も特段多かった年でした。

中央道、自分のイメージでは『矢鱈と渋滞が起きる高速道路』と感じてて、朝早くに自宅を出ないと必ず止まってしまうというジンクスを感じています。

最近の結論では『急がば上信・関越道』って思えるほどです。

10月21日の高速道路でも談合坂PAでガソリンを補給し、出発しようとしたら渋滞がはじまっていました。

思えば中央道は高速バスが随分と多く走ってるよなー。
(安いし長野に住むの知り合い曰く、車が基本だが、公共交通はまず高速バスっていうほどだもんな)

近所の基幹高速道路(東名・東北・関越・常磐)で比べたら通行量は激しいはずなのに、「あまり使いたくない」って思えるほど、改善がされていなかった。

山道なのは承知なんですが、走行しての稼働率が大きいんだから、メンテナンスはしっかりやって欲しいと思っていたら、トンネルで歪がおきた……。

安全、無事なくして流通等の仕事も旅行ドライブも無いと感じています。

今回事故った所轄がNEXCO中日本ですけど、他のNEXCOでも安全を一番に高速道路を支えて欲しいと願いたいです。

本来このブログはサブカル旅再発見ブログですが、インフラがなくてはここまで楽しむことができないことなんで、書くことに致しました。また、NEXCO中日本は10月に幕張のシーテック・ジャパン開催時、会社説明会を行っていて、自分もドライバーという立場上で聞かせて頂いていた矢先こうしたことが起きて残念に思う事故でもあるんです。当時は新東名道の素晴らしさに感心しておりましたが。