最近ペーパー(Latter)も出せないのに、これをやるのは不本意なんですが……総括、参ります。
本年はアニメ舞台地が爆発的に拡充した1年であったし、フィルムコミッションなど地元の撮影組織が、より土地を知って貰う為に重要になってきたことを示す1年でもあったかのように思います。その意味では『あの夏で待ってる』で小諸フィルムコミッションでの市民参加型とはいえ総会に参加できたことが大きいかなって思っています。更に江ノ電沿線では3本ものアニメ作品が登場し、期限付きなんでしょうけど、ご当地アニメの拡充という点では本当に凄い1年になりました。今後海外や島嶼(とうしょ)舞台の作品も増えてくるのかな?と思うと、観光面でも更なるビジネスチャンスや、地域活性化への起爆剤に繋がるのかな?って感じます。ただ、持久させるためには別途な問題もあって、支援者や動き手の範囲、作品に沿ったやりやすいアイディアイベントなど、作品を只単に増えていく事が、終わらないテーマとなるのかな?って思うんですよねぇ……。
一方、社会情勢的で今年は中国の反日暴動がありました。
日中で旅行取扱をされている中で多くの旅行キャンセルが出た際に、
「旅行は平和産業。平和なくして旅を楽しむことはできない」
という言葉が胸に響いて今もその状況です。
平和産業、国内においても平和か?といえば今はそうではなくなってきました。昨年はもっと酷かったと確信します。『近場で経済を盛り上げる』ということの一環でアニメや舞台地、パブキャラなどとのまちおこしや興味関心に繋がるものになっているんだと、自分は考えてきました。とはいえ、出来ることは本当に限られているってことを痛感させられたんですが……。
本年は作品で言えば、『氷菓』の岐阜県高山市と静岡県掛川市にある加茂荘・加茂花菖蒲園は日数的には短いものの、奇跡もあって大変思い出深い作品になりました。
(総括書くまで『あの夏で待ってる』と最後まで悩みましたが、奇跡の逆転です。しかしながら、県単位で言えば長野県となりますので後述することにし、まずは作品との舞台地旅行として『氷菓』にさせて下さい)
高山市はご無沙汰、掛川市はお初で、菖蒲園近くの天竜浜名湖鉄道沿線も1度行ってみたいと思っていて叶ったのが『氷菓』の千反田宅モデルツアー(しかも菖蒲の花が綺麗に咲いたとき)となりましたし、『HK240の集い』では丁寧な加茂荘の案内を社長からして頂いて、リアルで江戸の千反田家の様子を米澤穂信先生の文と照らし合わせながら見学出来たことは、それこそ『温故知新』って言葉が合う。想いそれぞれどこまで吸収できるかはわかりませんが、支持したい作品であろうと考えております。
高山市においても舞台地で再発見、というか印象強さのマーキングになると思っております。まだまだ訪れていないトコロもありますし、特に4月の生き雛まつりにはなんとか出れないか?と考えていますが……先が見えなくてもどかしい点もありますが。県立斐太高校ご縁の応援部から現役の方々まで、氷菓の応援でここまで楽しめることができたんだって思うと……感謝の言葉しかありません。斐太高校で言えば国体があって、見学出来た奇跡も大きいものがあります。神山高校文化祭で盛り上がった10月は、地元から外部の企業の盛り上げのほか、参加された方々がプロからこのイベントを通して同人誌即売会初参加者という方もいらっしゃることも聞きました。言葉に現せない一体感を覚えた日でもありました。
変な話ここ最近、ローソンでのタイアップ品であった伊原摩耶花店員ストラップが当たって届いたり、角川書店から古典部ユーストリームでミステリーツアーのMC方々が書かれたイラストで、烏田君の絵が届きました。抽選での景品がこれほどまでに多く届くのは今までなかったように思います。また、神山高校応援部で『わたし、気になります大賞』で1つ投稿していたんですが、優秀賞として賞状を頂きました(神山高校校章が金押しされていた)。副賞も凄くて10月のイベント『神山高校文化祭』のポスターとお弁当の紙、そして高山で発売のポストカードも2種類頂きまして……これ無くて逆転は無いです。
県単位では前にも申し上げました通り、長野県で間違いありません。
今年はおねがい☆ティーチャー放送10周年記念の木崎湖で、信濃毎日新聞に載ってしまいました。更に写真コンクールでも井出監督賞に選ばれたことも大きいかな(あんまり美談に出来ないけど)?木崎湖観光のいち大事業的な夏だったと思います。ここはまず大きく喜ぼうと思います。
長野といえば比較的縦に長い県で、飯田線やら中央西線沿線には行けなかったんですけど、それでもしなの鉄道・小海線沿線で考えればお世話になった1年でした。『あの夏で待ってる』の舞台地活動はセカンドベストという形にはなってしまいますが、体験出来ないことだらけだったし、地元でも必要になるでしょうコミュニティデザインの気付きを教えてくれたという意味でも大事な思い出です。
意見交換会、フィルムコミッション総会参加、ドカンショ踊りの応援、あっぷる学園の撮影会といった企画の参加やカードラリー参加もそうなんですが、『なつまち』基軸でとらわれない点においては、新海誠展、小布施見学、さくデ。が印象強く残っていまして、長野の楽しさを感じるチャンスはこの年じゃなければ出来なかったでしょう。今年15回も出かけた長野県というのも本人としては唖然としているんですが、本当にお世話になりました。
埼玉県内で申せば秩父の『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない』、栗橋みなみの栗橋商工会の応援を継続することができました。
そういえば、喫茶店の幡屋での結集からもう1年なんですよねー。
近場とはいえ、出会いの数も多かったし、舞台地巡りのホームグランドであることは間違いありません。龍勢が体制整わないにも関わらず無事に見学出来たし、秩父夜祭も2回目でようやっと参加が叶うところまできました。秩父鉄道も利用回数が多くなったなぁって(SLの乗車も叶ったし、気軽に乗りやすくなった環境もあってか利用回数が去年よりも多いように感じています)。
栗橋商工会を拠点に置いたパブキャラ応援活動も、できるかぎりですがなんとかここまでって気がします。
栗橋みなみを基軸に置いた鉄道むすめ応援から、宇都宮や下館のイベント、とうとう今年は知多むすめってことで半田までやってきて……。
我ながらパワフルにやってきたなって感じてしまいます。秋口からの体調崩れやすくなり(今は風邪を環状してひいてるように思います。なおったらと思ったら……またひいてるし)、また気づいたら大事な作品の応援を忘れていたりとアホなことも隠せないのですが、GABP'CTs活動で考えると充実した1年だった。今はクールダウンなう、って所でしょうけど、定着支援数をよく見極めて、来年も頑張っていきたいと思います。
本当に今年は多くの方にお世話になりました。
ありがとうございました。
2012年も残り12時間を切りましたが、良い年で迎えられますようお祈りいたしております。
2012年12月31日
mshr Kishi(キシマサヒロ)
PS:2013年1月4日、読んでて変だった文章を修正しました。
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