2014/05/22

マンガ・アニメで人気の聖地をめぐる『神社巡礼』

大変お久しぶりなブログですが、今回はオススメ本を今更ながらレビューも含めてとり上げます。
近況としては『氷菓』の交流探訪のブログがまだですし、『一週間フレンズ。』探訪をはじめて回数は増やしているけど、探訪同業者のブログが凄くて……やる気出したも歯が立たない状況です(泣)。それでも、がんばらない、着実にこなせる探訪を『一週間フレンズ。紀行』になるようにしたいと思います。それと、2013年作品探訪取戻企画としては、映画にもなった『たまこまーけっと・たまこラブストーリー』の探訪に京都へ参りました。Twitterには少し呟いてますが、このブログでも時間を見つけて書いていくつもりです。

アニメ舞台探訪研究の第一人者、『n次創作観光』を出版された岡本 健先生が今回代表監修とし、様々な執筆陣で書かれたアニメ、コミックで登場した神社を28社取り上げています。代表で14社になっていて、その通りであったら多分買ってはいませんでした。元々自分は宗教をやっている家で育った身だし、実際宗教活動も一応は家にいる以上やっています。最近は一部を除き、他社宗の参拝は法傍(ほうぼう→宗教やっていると出てくる言葉。ここでの法とは宗教の教え、すなわち法を指し、それを誹謗すること。広辞苑をひくと宗教に背かないものと出てくるのでピンとこないカモ?)とは言わなくなってきたので、社会科見学で行くことの方が多くなりました。

とはいえ、Kishiが考えるGABP'CTsにおいてはゲーム、アニメ、本(コミック&ノベルズ)、パブリックキャラクターの世界において、神社・寺院めぐりも旅としてことは、ことあることに欠かさないものになってきています。引き出しは少ないけどパブキャラで言えば、八王子の日蓮宗の松栄山・了法寺がとろ美さん起用の弁才天を描いたり、栃木県足利市の『ひめたま』は、奥田泰弘さんのキャラデザで、織姫神社と門田稲荷神社の祭神に由来する美少女キャラクター・おりひめ(ひめちゃん)とみたま(たまちゃん)が『あしかがをげんきにしよっ』とはじめられたものです。そして本書もアニメやコミックにおいて関わってくる神社を取り上げています。古くはゲゲゲの鬼太郎、セーラームーン、天地無用!、最近だとらき☆すた、ガールズ&パンツァー、いなり、こんこん、恋いろは。と作品と登場の神社の数だけ登場しています。Kishiが定着応援している あの花、なつまち、氷菓も取り上げられてしまい、動機が大きかったのは定着応援先まで載ってる方でしたね。それでも許諾が降りない神社もあったそうですが、それでも28社の収録となりました。

神社を巡ることが主になりますが、中にはコラボレーションイベントで市町村が活性づいてる所もあります。あの花(秩父)、なつまち(小諸)、氷菓(高山)、金沢・湯涌温泉(花いろ)、らき☆すた(久喜・鷲宮)なんかがそうですね。立川市の諏訪神社においては『聖おにいさん』が代表してるものの、『とある魔術&とある科学』ともコラボしており多作にコラボしてる地域もあります。ここ最近騒がれる青少年育成に関する法律で、マンガやゲーム(場合によっちゃアニメも)の所持を禁じようとしている団体がいますが、もしこの文化を活かさなかったら、単に厳然・荘厳なる神社として終わりで、旅(コンテンツーリズム)の興味自体にも阻むことになるんじゃないかと懸念しています。人間における神社巡りにしても昔からの文化だった訳です。時代の文化と共に歩み寄る必要があるのでは?と思いました。

これは本書のレビューとできるかわかりませんが、先述の京都における『たまこ___』の舞台地めぐりをしてきた祭、伏見稲荷大社を見学してきました。『いなり、こんこん、恋いろは。』が目当てではなく、今放送中アニメの原作で登場して行ってきました(その回までアニメ化されるかは定かじゃないけど)。奉納のお社がたくさんあるこの神社、山頂まで歩けば2時間はかかるといわれる神社で、滞在時間短くてすべてを回ることは不可能でしたが、こういった旅をしていると、なかなか金閣寺や銀閣寺、二条城や清水寺などを有名スポットを巡ることはできません。ちなみに赤い奉納の社は実に10000基(中には開局50周年記念のテレビ朝日の社もあった)。年に数回これを交換するんだそうです。もしも時間があって2時間かけて京都の山を登っていたら、どんな感想が出るんだろう?と思ったりもします。次の関西行きチャンスがあれば京都の山を一望する機会があればな、と思います。

何はともあれ行けた神社、行けるかわからない神社、様々ですが……これからのコンテンツーリズムにおいて事欠かすことのない神社があるということは覚えておこうと思った1冊です。

2014/04/19

一週間フレンズ。新規開拓先行開始!

書けるネタはいくつかあるのですが、まず先に……。

新規アニメ、4月もはじまりました。新規が2つ、再放送が1つ(継続)、特番が1つという体制にして、少々抑え気味にチョイスしたつもりです。この間で出来る限り多くの新規開拓探訪を(特に2013年作品)展開していけたらと思っております。ところが、今季の放送において近場というご縁もあって、新規開拓をはじめた作品がありますので、お伝えしておきます。

『一週間フレンズ。』―――4月から放送のアニメです。
もともとコミックで知っていて(葉月抹茶先生のファンだった。サイン会は行ったことないけど、『君と紙ヒコーキと。』から知っていた)、1週間経つと記憶をなくすヒロインを扱う割と重圧なテーマではあるものの、コミックのランキングで時折上位に入ることがあり、アニメ化もあるのかなとは思っていたんですが、本当に叶っちゃいましたね。実はアニメ化に当たっては舞台探訪が発生しないことを祈っていたのですが、なんと京王グループが宣伝協力に今回当たることとなりました。1回目の放送を見て……京王百貨店がある風景を見て、「あ、これは聖蹟桜ヶ丘の界隈だな」と見定め、Twitterで場所も特定することが出来て、4月13・14日で1、2話のロケ地を大方回ってくることとなりました。

HPのスペシャル・美術設定の写真から。
いずれも聖蹟桜ヶ丘駅から永山方面に向かう、『いろは坂』通りから描き下したものでしょう。実際の現場は坂多しでクネクネカーブが続きますが、歩行者用には近道階段もあります。なお、坂登りに自信が無い場合は京王電鉄バス(桜92系で浄水場前下車。概ね20分間隔)で一気に山をあがって下るのも手です。なお、中段の川は大栗川の『霞が関橋』左側を府中・新宿方面から見たものです。

いろは坂には主にEDで使われているスポットも多くあります。
金毘羅神社付近の階段からの風景と、その間にあるいろは坂公園のベンチです。ジブリ作品の『耳をすませば』と同じ風景とあって、この辺りを観光に来られる方も多いようです。なお、金毘羅神社には自動おみくじ販売機があります。興味がある方は是非引いてみてはいかがでしょうか?

ED映像は所変わって、多摩川の府中四谷橋付近にもスポットがあります。ちょっと歩きますが、京王電鉄バスでも行けます(桜18系日野落川下車、ここも20分間隔)。余談自分は少しだけ住宅街を歩いてみたんですが、農地が残っていたり小さな用水路があったりで、さすが多摩と思えるスポットが多かったです。
 府中四谷橋国立方向から少し入った、たもとから撮ったものです。ちなみに無関係ですが、この四谷橋を取るだけでも楽しかったなぁ……。ちなみに、四谷橋から少し歩いたところに一ノ宮公園ってスポーツを主に楽しむ公園があって、1話で土曜日に祐樹と将吾が語らってた川近くってここかな?と邪推を立ててますが、近々行ったら検証してきます。

少し離れますが、東京都日野市の南平駅にもEDスポットが……。
南平駅の南口(エスカレーター、エレベーターのある方)です。この先の近くに一週間フレンズ。で登場の学校があるそうですが……とりあえずそこまでは今回は行ってません。特急が停まらないので見落としがちな南平駅ですが、定食屋やラーメン店が多かったり、ヤマダ電機withダイクマがあったりします。大学の寮もあるからでしょうか?

2話目の祐樹と香織の初デートにおいては、聖蹟桜ヶ丘駅周辺のスポットが多用されています。
ここまでは、せいせきA館から聖蹟桜ヶ丘駅前交差点をつないでOPAに結ぶ陸橋ですね。なかなか人が多いので、ちょっと撮影がめんど……(げふんげふん)。せいせきA館には京王ストアー、京王アートマン、ビックカメラ(さくらやから化けた)、くまざわ書店(ACADEMIA)があって特にくまざわ書店は大きな書店だったなぁ……って思います。

OPA側にもスポットがあります。
 
 
 
OPAの陸橋と地上を上下する1人エスカレーターと、ガラス張りの時計台です。OPAには公共施設も入っているんですが、なかでもアニメイトが入っているのが驚きました!時計台ですが多分アングル違いが生じてますが、あまり気にしません。追及するとキリがないので。
クレープ店が定休日で、カラオケ行こうと誘う背景も聖蹟桜ヶ丘交差点。今度は後ろ側が東京三菱UFJ銀行がバックになっています。背景と合致するかは別問題だけど……。

カラオケの現場は東京都府中市。京王の府中駅が大きくバックに移ります。
現場に行ったり写真をよくご覧いただければお気づきかと思いますが、実は探訪した日の府中駅周辺は再開発の途中だったんです。ビックエコーらしきマークも心当たりあると思って行ったら、知らないで仮設営業だったことも言うまでもなく……。まぁ街は生き物ですからその点は仕方がないかな?と思います。

そしてカラオケ終わって、別れの聖蹟桜ヶ丘駅京王八王子・高尾山口方面ホームに戻ります……
4号車に乗車していたふたりなんですが、これが現場ではなんと同じホームに停まったのはビックリしました。ちなみに聖蹟桜ヶ丘駅では10両,8両でも停止位置は同じで、4号車の2ドア目で上段ベンチにの真向かいに遭遇するという仕組です。カメラアングルは若干違うものの、たまたま香織が見送るホームにふたりが乗ったと思われた電車が映ったので、この写真を使ってみようと思います。

なお、宣伝協力を担う京王ですが『一週間フレンズ。』のポスターが早速分倍河原駅、聖蹟桜ヶ丘駅に掲示がされています。
 ↑こちらは分倍河原駅のポスター。下り線新宿寄りにありました。撮影時間は3分間。
↑聖蹟桜ヶ丘駅では流石京王本社のお膝元といいましょうか?上り線の2か所の掲示板に飾ってあります。

レポートはひとまず以上です。
久しぶりに写真つきという飛ばしたレポートをやってみました。半年前からiPhone5sに機種変更して撮影はすべてこのカメラで行ったのですが、今まで使ったコンパクトデジカメよりも使い勝手が凄く良いことに驚愕しました。いやー、次回以降これぐらいのレポートが出来ればいいなと思ったりするんですが……。

2014/03/28

境界の彼……旅withもろもろ。

2013年放送のアニメ旅でまず手をつけたのが、『境界の彼方』の奈良県旅行を3月23日-24日で行いました。本当は休日で旅行したかったのですが、企画が3月入っての直前で、宿と交通手段の手配が出来ず、やむなく日・月で行うことになりました。関西は2012年1月に確かに『寄った』のですが、本格的に『滞在』には至っておらず、関西旅行を楽しんだというと2009年のことですから5年ぶりになります。また、この間は鉄道や自動車での手段で行くことが多く、実は2009年にスターフライヤー(SFJ)で関西空港-羽田空港間を使ったのが最後のフライトでした。それから5年後ぶりの今回もSFJで帰るという……。

関西で今回探訪をしておきたい府県で言うと、滋賀県、京都府、奈良県になりますが、京都府と滋賀県は比較的隣接していることと、新作を1本待ってから京都と滋賀は行こうと決めました。今回アニメの舞台探訪では奈良県1県ですが、個人的(鉄道趣味的)には大阪府の南側と和歌山県にも用事がありました。分割して効率よく旅してみようという魂胆です。

『境界の彼方』の舞台、奈良県のロケ場所は大きく分けると3か所にまとめられます。

  • 奈良県奈良市(奈良駅→奈良公園→近鉄奈良駅)
  • 奈良県奈良市(大和西大寺駅付近)
  • 奈良県橿原市(橿原神宮付近)
1日目は奈良市の2か所、そして2日目は橿原市を回っています。

一部京都市六地蔵付近のロケ地がありますが、そこは今回行くことにしました。京都は避けたかったんですが、京都に行くときにその作品のためだけ、というのも不効率でしたし、六地蔵ならJR奈良線みやこ路快速が奈良へすぐ運んでくれると判断しました。

とりあえず、写真が回収できるところを適当に巡りました。話数は一切無視、そのロケ地別で近場であればじゃんじゃん写真を撮ってきました。とはいえ、奈良だと奈良公園までは行けたけど五重の塔や東大寺の大仏なんかは見ていない……なんて勿体ないって気もしてますがね。

なお、非公開になっている特に未来の家辺りの団地については行っておりません。事情は別ブログに書いてあるのでそれに委ねますが、行けないことに「不愉快じゃなく」、この後自身の事情でやりたかったことでフォローしています。

それにしても、名瀬きょうだい宅モデルになってる奈良ホテルはマジで凄かった!
ふるめかしさの中に荘厳な高級感漂うホテルで、一度死に前に奈良を訪れた際には泊まってみようとも思いましたね(自分のホテル感って安い、朝食が食える、大浴場があるの3つが揃えば大抵満足してしまう。なんでドーミーインやスーパーホテルなんかが大好き。今回もスーパーホテルだったしね)。そこでお茶をとも考えましたが、コーヒー1杯で1000円以上もするので今回はちょっとパス。なんかファン仲間で奈良ホテルに泊まろうぜ企画があれば乗りたいなって正直に思います。そういえば、関東は東京の邪宗門世田谷店をモデルにする新堂写真館もそうですが、境界の彼方の物語的には、近代的な建物やアンティークがよく使われています。

奈良や橿原というと山々に囲まれ、大昔からの古都であり、更には神様を祭っている意味では『境界の彼方』の舞台地にマッチしてるなと正直思います。でも、西大寺や生駒の方に行けば、大阪のベッドタウンということで都会化していて、奈良なら大阪も京都も30分程度、橿原だと大阪は30分程度、京都だと1時間程度で行けちゃう所なんだよねぇ……。

橿原市ははじめての訪問でした。橿原神宮駅が関西の駅100選に選ばれていたり、橿原神宮そのものがまた荘厳な神社で時間があったらお参りしていきたいなと思ったりもします。それから交流ノートを置いた『サンド』でも一筆しながら昼飯を食っています。イタリアンスパゲッティにサラダとライス、飲み物で800円とは安いなぁ!と思ったりも。ただ、1つだけいただけなかったのが秋人や未来、名瀬きょうだいが通う学校がきちんとやっていたこと。休日だったらそんなに気を使わないで済むのですが、ぞっとして写真を撮っておりません。

最後自身の用事を簡単に書いてレポートを終わります。

大阪ミナミには本来、阪堺電気鉄道の新型LRT『堺トラム』に乗りたい用事がありました。阪堺電車もご無沙汰なんですが、鉄道趣味とりわけ路面電車に目がないので……。ええ、1日目の夜に乗れましたよ。夜というのが残念ではありますが、念願は叶えられました。え、車内?めちゃくちゃモダンな室内でしたよ。高級感漂ってて、飽きるイメージが無いんですよね。本当は大阪の下町を行くはずの阪堺電車ですが、下町って感じじゃないような気がしてならなかったかな?

それよりも驚いたのが「あべのハルカス」ですわ!
横浜ランドマークタワーを越える高さで、日本の高層ビルでは第1位、東京スカイツリーや東京タワーには及ばないそうですが、聞けば今月(3月)に開業したてのホヤホヤだとか。企画主は近畿日本鉄道(近鉄)だそうで、今回の奈良旅のアクセスを殆ど委ねたこともあり、今後来れるかわからないと、橿原に行く時間を間引いて展望台に上がってきました。高さ300mからの絶景というにはちょっとガスがかかっていて、遠くを見ることは不可能でしたけど……。それにしてもスカイツリーの関東は東武、ハルカスの関西は近鉄と営業距離の1位2位を、今度は展望塔で勝負とは恐れ入りました。

和歌山はわかやま電鉄貴志川線に用事です。
たま駅舎を見に行きたい用事がありました。まぁこれは前からの念願ではあったし、時間が許せば駅舎内に併設の『たまカフェ』でお茶したいところでしたが、ハルカスと境界橿原探訪で時間に追われ、駅舎見学ができたのは14分程度でした(泣)。しかし、伊太祁曽ゆき電車に乗れた関係で、この駅で途中下車が出来ました。猫駅長、勤務時間外でも観光客をもてなしてもらえました。ちなみに伊太祁曽→貴志→和歌山間でたま電車に乗れました。おもちゃ電車も動いていたけど、電車内のガチャには何が入ってるんでしょうかね?

ようやく2014年初ブログ

ですっ!

冬鬱、大変長引きました。3月初頭に少しずつ回復してきて、ようやく活動報告ができることもあってパソコンを開きました。とはいえ、パソコンを打てる場は限られており、実質自室は無理で居間や喫茶店、ファーストフード店でネットを繋げてという状態がしばらく長引きそうです。

休止から今まで思い出せる限り、GABP'CTs活動で何が出来たか簡単に書きます。

  1. 2013年の大晦日から年明けまで、本年は『あの夏で待ってる』の小諸市で過ごしました。大晦日は体が効く限りは、出先で年末年始を過ごそうと決めていましたが、昨年は寝正月を迎えてしまいました。時間の都合で1:30までとはなりましたが、ともあれ交流的なスタートとしては良く切れたかなとは思います。
  2. 2014年1月入ってすぐに掛川市の加茂荘で、『氷菓』ファンイベントが行われて参加しています。とはいっても当主などはいないファン同志、スタッフも氷菓ファンの方々で切り盛りするものでした。ビンゴゲームではコミケセットをGetし、車の中で使わせていただいております。
  3. 2月に入っての第2土曜日は、『MIB新年会』ということで、長野県小諸市の常盤館において『なつまち』のファンイベントに1泊2日してきました。この新年会にはなんと荻原秀樹さん(石垣哲郎役)も出演し、宴会での司会、幕間では業界話(声優技術や声優界のいろは)に花が咲きました。自分はあまり声優さんイベントに出るのは得意ではないのですが、なつまちの声優陣で最年長だからこそ成せるお話が聞けました。降雪天気という中ではありましたが奇しくも翌日は晴れて、荻原さんと懐古園めぐりが出来たことも思い出の1つになっております。
  4. 3月1日からは『あの花』の秩父で聖地巡礼バス(作品以外にも本物の聖地もまわる)、ラッピングバスの出発式が行われました。西武高原バスのボンネットマイクロバスをアニプレックス監修のもとラッピングさせ、更にはめんまの車内放送(IC放送)というスタイルで休日を中心に11月まで運転されます。本来は2月末の予定でしたが、類を見ない関東甲信大雪で秩父はもとより、小諸も地元も含めて麻痺した結果になっております。また、先週からはじまった『あの花バル(20店舗以上の中から3店舗で食事または買い物)』をはじめ、運よく3月は秩父行きチャンスが3回あって、2回でクリアーしました。
  5. 久しぶりに栃木県日光市の鬼怒川温泉に東武鉄道で出かけました。鉄道むすめの鬼怒川みやび嬢(設定ではスペーシアの車掌役)のイベントがあり、2日中1日のみで後悔もしているんですが一応……ホントに一応参加してきました。このイベントは12月に埼玉県は久喜市栗橋で行われた栗橋みなみ忘年会イベントで知っていたことなんですが、鬼怒川温泉に1人泊が厳しいと思ったのか、日曜日のみの参加となってしまいました。悔しいことに声優イベントなどもあったそうですが、参加はできず3時間ぼーっとしたイベントではあったんですが、東武鉄道の鬼怒川温泉・東武日光-とうきょうスカイツリーを結ぶ旅行作戦にまんまとハマりましたww。
またしても今年は写真もなくここまで書いてしまいましたが、休んでいたこの間にとりあえず5件、定着支援先メインに活動していたのは確かです。

この間に思っていることなんですが、Twitterにて「新規に探訪(開拓)すべき」というとある方のつぶやきが気になったというか、派手に申せば警鐘かな?と思ったことがあります。自分は舞台探訪活動については大きく分けて
  • 新規探訪活動=その名の通り、好きな作品の舞台・モデル地に旅行すること。
  • 定着応援活動=好きな作品の舞台地にあるスパンで足を運び、交流などをすること。
となりますが、実は2013年作品は本格的に舞台探訪した作品はありません(しいて言えば、GJ部=東京都は調布市の仙川、境界の彼方=東京都は邪宗門世田谷店、たまゆら~もあぐれっしぶ=神奈川県横須賀市)。風邪ひいたりうつ病にかかったりで時間が取れなかったというのもありますし、交流イベントに時間をかけたことの方が大きいものだと思います。当然定着も応援も物理的な時間で数多くこなすことは、なかなか出来ないと思うし取捨選択も難しくなってきます。そんなこともあって、3月~6月末までに2013年作品で回れるものを出来るだけ回ってみようと考えております。手遅れ出不精にならないうちに。

2013/12/24

【お詫び】更新休止のお知らせ

拝啓 時下ますますのご健勝のこととお慶び申し上げます。

さて、もうじき2年近くが経とうとするGBAP'CTs logですが、最近全く更新できてません。
この間にも報告できることは、「なつまち最終列車」「加茂花菖蒲園一時閉園」「栗橋みなみ懇親会」「秩父夜祭」とあるのですが、原稿が進まないばかりか、最近は風邪ひきに精神異常と混乱が発生し、予定も潰していることが多いです。納期を作って鞭打つことも考えましたが、今後も回復のめどがたちませんので、申し訳ありませんが更新休止とさせて頂きます。

また、今年の総括についても差し控えます。
簡単なキーワードで申せば「うつ病で阻む活動」「今年は京都が頑張った」「2013年作品は来年1-3月で取り戻す」ということになるだろうと思います。
おそらく、新年の挨拶も控えさせて頂くことになると思います。

今回はブログ更新休止としましたが、状態の悪化や集中して作るべきものが出来た場合には、本ブログを閉鎖することも考えています。その時はまた改めてお伝えいたします。

なお、本人はTwitterも参加しています。しかし、調子が悪いので名前脇に(故障)と記してます。
つぶやいてはいると思いますが、ログアウトしたりニュースしか掲載しなかったりという日も発生してて、いつアカウントが消えるかわからない状態におります。
それでも良かったら、コチラよりお越しください。なお、過去のつぶやきも記録したTwilogもご用意しております。

何日も更新できずに申し訳ございません。
今日はクリスマスイブですが、お祝いせず『Kishiよりお詫び申し上げます』とさせて頂きます。
敬具

2013年12月24日
mshr Kishi(キシマサヒロ)

2013/11/20

しなの鉄道なつまちラッピング列車、11月25日ラストラン!

とうとうそのアナウンスがありました。

しかも、さよならイベントなどもないそうです。

日曜日か月曜日に最後を見に行ってみようと思ってます。

2013/11/13

なつまち小諸、復帰の1ヶ月ちょっと(2013/10-11)

今まで書いてこなかった『あの夏で待ってる』の小諸訪問ですが、10月6日の『小諸ふーどまつり』より復帰して……4回計5日この秋行くことが出来ました。簡単にどんなことをしたかを書くと……
  • 10月06日……小諸ふーどまつり参加
  • 10月14日……NHKラジオ第一の『旅するラジオ』の生放送参加とさくデ。2013の見学
  • 10月21日……木崎湖からの帰りのカードラリー(だけど、失敗に終わる)
  • 11月09日……こもがく秋の文化祭2013参加
  • 11月10日……第3回なつまちおもてなしプロジェクト意見交換会参加
となりますか。
いつもなら行ってそのあとブログにて報告する所ですが、カードラリーなどの成果が出ない(実にならない)こともあり、書きためることにしました。また、『こもがく秋の文化祭』を目標に、この1年どんなことをしたか?ということで、大変久しぶりに『GABP'CTs Latter05』を作ることにしました。そのペーパー(PDF)をお読み頂いた上で、このブログは進めていきたいと思います。

Password:なつまち2013(natsumachi2013)

まず、ペーパーに無いご報告として『なつまちカードラリー2013』ですが、うつ症状もあって、8月からはじめめられず10月からのスタートとなりました。Cコースの郊外中心に巡回して、他のコースは付き合いで食事をした時やグッズの購入ににカードを貰うことで進めてきましたが、11月9日Cコースのカードゾーンをコンプリート出来ました。経済的な問題や数の多さと遅いスタートだったので、8月からはじめた、何週もまわった、何食も食ったという人もいるのは承知ですが、短い時間でコース達成できて本当に良かったと思っております。

ペーパーに書けなかった11月9日、10日のことをざっと書きます。
11月9日は本陣母屋で行なわれた『こもがく秋の文化祭2013』が開催されました。
しなの鉄道の急行なつまちで使ったものの展示やその写真、なつまち灯篭、谷川柑奈メインの痛ミニ四駆に痛チャリ等の展示があり、販売ブースでは野沢菜パンにカレーチョコのクロワッサン、そしてtocotoco特製のりのんドーナツなど、食べればうまい!というおやつもあれば、自家焙煎こもろの出張販売でスィートポテトやコーヒー、ダイナマイトドリンクの販売も(他にも同人誌やコスプレ写真の販売もあった)。
前回よりかはスペースが小さいものの、今年やってきたことの総まとめの展示という意味では、明日開催の意見交換会に必要なイベントだったんじゃないかと思っています。

ちなみに文化祭の合間には秋の懐古園も立ち寄っています。紅葉がとてもきれいで、春夏秋冬それぞれの懐古園を楽しめて良かった、と思います。夜には飲み会もあって久々に酒が飲めました(オラホビールいきたかったんですが、結局ノンアルコールビール×2と、日本酒×3合で終わってしまいました。それが出来るのにも、宿泊があったからこそで、明日会場になるグランドキャッスルホテルでこの2日は宿泊としました。そういえばグランドキャッスルホテルには、宿泊者無料のカラオケBOXがあるんですが、昨年6月ぶりにカラオケで歌ってきました。無料でヒトカラというのも乙なものですね。UGAであるものの、なつまちソングは全曲揃い、特に『告白』『ビードロ模様』が歌えてヤッターって感じです。

そして11月10日の午後、小諸グランドキャッスルホテルにて意見交換会がやってきました。
今年は本当にメディアにいろいろと出てくる年となりました。特にNHKではテレビ、ラジオでの登場も果たしましたし、11月1日には総務省のネット活用セミナーにて事例として、なつまちおもてなしプロジェクトの取り組みを長野市で発表がありました。2年目にして手探りでの活動が、メディアに紹介されるまでのご当地アニメになったことは言うまでもないなと思います。

70名以上集まる会場にて、様々な意見が出ました。カードラリーについては気楽に出来るものにして欲しいという意見も出ましたし、その一方でCコースの移動に車無しでは移動は出来ない意見も出てきました。そこで、以前から電動アシスト自転車の導入を、という意見が初回から出ていたのですが、実験しても坂の町の移動では10分程度で電池切れになるほど、坂が厳しいというんです。ならば、タクシーやバスなどの支援制度を!といった声も再び出ましたね。
(後、自家焙煎こもろで聞いた話、小諸市は自転車のシェアが低く、歩くかクルマかの選択になってると聞きました。そういえば、小諸って自転車の通行がそんなに無かったことを思い出しました)
小諸市民祭りの神輿では、自由参加の保険適用リスクの少ないところでの自由参加も提案したり、しました。一方、ドカンショに関しては意見が全く出てきませんでした。相当楽しかったと言えるんじゃないかな?と思ったりも。なつまちラッピング列車の運行終了の話も出たは出たのですが、情報がOPENになるまで控えます。

個人的には3年目が踏ん張りどころで、なつまち列車も無くなってしまい、継続出来る新しい支援も必要になってくると思います。仙台でのパネル展も今後はありますが、やはり3月以降のなつまちおもてなしプロジェクトがどう動くか?なんでしょうかね?おもてなしサロンで使われている本陣母屋も来年、改修工事が入るそうです。それでも、別場所での提供したいとありますが……なるべく広い場所が欲しいという意見もあったりで……。自分たちも出かけて楽しむ足がかりが必要になってくるのかもしれませんね。

何はともあれ、この1年間もなつまちおもてなしプロジェクト、またなつまちおもてなしサロンのスタッフの皆様には本当にご尽力ありがとうございました。と申し上げたい。自分の方は抑うつが無ければもう少し力になれたのでは?という後悔がありますが、秋に出た分でなんとか穴埋めできればと思っています。

また、11月9日には氷菓で知り合ったお仲間さんが、小諸へ遊びに来てくださりました。別ジャンルなお仲間と別の舞台地で活動できたことを嬉しく思っています。このブログを借りて、御礼申し上げます。

ペーパーでも書きましたが、11月下旬の1日は長野県ゆきを考えています。その中でもなつまち列車は、軽井沢ー小諸間はよく乗りますし、10日の午前中にも往復乗車しています。しかし、それ以北では戸倉までしか乗っていません。出来ることならば軽井沢or小諸-長野間をなつまち列車で乗ってみたいという想いがあります(篠ノ井までは良いけどね)。飯山線と併せて乗れたら本当は良いかな?って思っているんですが、その夢叶えたいなと正直思ってる所です。

2013/11/12

とある街中の収集とサンシャインでの聖地巡礼展

古典部のドライブが終わった翌日(3連休最終日)も、イベントがあったので参加しました。

どちらも都内で、1か所目は立川市は国営昭和記念公園で開催の『秋の楽市2013アニメイベント』にて『とある街中の収集(カードラリー)』に参加すること。そしてもう2つ目は豊島区は池袋のサンシャイン60階の展望台で、聖地巡礼展を開催しているので展望室の営業時間中に見学すること。

2足の草鞋を踏んでそうですが、立川-池袋間がそう遠くないので、楽に行けましたよ!

●『とある街中の収集(カードラリー)』in立川市『秋の楽市2013アニメイベント』
『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』の『とあるシリーズ』のキャラクターカードを街中で5つ集め、景品であるカレンダーを貰おう、という企画です。全部で8店舗あるんですが、時間に余裕があったので、8店舗まわってみました。

このイベントの魅力は無料でカード集めができること。

2日間でお金を使ってしまって、経済苦の中での立川来訪だったので、無料とはありがたいです。

カードといっても名刺のような紙の厚さで、なつまち小諸で配られてるような分厚さはありません。

国営昭和記念公園の内花みどり文化センターで専用のMAPを貰うと、下記のように歩き出します。

(START)
信濃屋
菊川園
エルトレイン立川南口店
【立川駅】
アニメイト立川
立川伊勢屋製菓
【立川駅北口】
エルトレインモノレール店
【松屋/昼食】
ホビーステーション×コトブキヤFC立川店
オリオン書房ノルテ
(GOAL)

国営昭和記念公園を出て南西、南東、東、立川駅を挟んで北、北と進んでバスに乗って駅にまた戻る。あとは多摩モノレールに沿って3ヶ所を探して、オリオン書店に辿り着くって感じでしょうか?所用時間は食事を入れても2時間台でクリアーできている筈です(時間計るの忘れてた)?

ちなみにカレンダーはA3サイズで1年すべてと立川のイベントが書いてあるもの。絵柄は『超電磁砲』の最新絵柄を使ったもので、カレンダーとして使うにはちょっと小さいかもしれません。A4に折ってパウチングでもすれば、卓上カレンダーにもなるんじゃないかな?って思ったりもしています。

国営昭和記念公園の内花みどり文化センターでは、立川限定のとあるグッズがいくつか売られていたのですが、目的のクリアファイルがなんと2種類が完売!と一時はブルーな気持ちでしたが、立川伊勢屋製菓で完売物の2種類が買えて、また国営昭和記念公園の内花みどり文化センターで、新しいクリアファイルを買ってコンプリートさせています。

劇場版『とある魔術の禁書目録~エンデュミオンの奇跡~』が見てて楽しかったので、立川も最近歩き出した次第です。最近docomoのiPhone5sに機種変したので、dアニメストアが見れるようになり、テレビのとあるシリーズを見るということもできるようになりました。それでも、映画のBDまたはDVDは買えてませんので、来月を目途に初回限定盤をAmazonで狙ってみようと思います。

それにしても、久しぶりの国営昭和記念公園の内花みどり文化センターは面白い形の建物をしていました。展望用のエレベーター、もしくはエスカレーターであがると庭園になっており、更にはモノレールも見れるという憩いの場所。でも、それはほんの一部に過ぎず、更に進めば植物公園にもなっていて、土日になると無料のシャトルバスが園内を走るほど。ちなみにメインイベントである『秋の楽市』は産業祭みたいな感じかな?すべてを見ることが出来ませんでしたが、『まちづくり』のマンガ冊子を頂いて少し読んだのですが、これから住民サイドの地域振興の参考となりましたね。

時間を見つけて、また立川へ遊びに行きたいなって思っています。
(青梅とか羽村とかの辺りも最近行ってないもんなぁ……正直そこも対象かな?)

●池袋サンシャイン展望台inマンガアニメ聖地巡礼展
最近ようやく100km/hで走れるようになった中央線(快速)の青梅特快に乗り込み新宿へ、さらに埼京線で1駅の池袋へ向かいます。いつも池袋は病院行きの乗換駅なんですが、たまにの休日。ビックカメラ池袋本店やLAVI1日本総本店などの家電量販店、Round1のゲームセンターを見物しながらサンシャインcityに向かいます。

サンシャインも60階展望台へ上がるのは久しぶりかな?

休日3日目の午後でも、展望台行きの高速エレベーターはだいぶ混んでました。

大方のお客さまの目的は『進撃の巨人』展を見に行くことらしく、なんと展示品を見るのに1時間半はかかるそうで、目を回すぐらいの大人数でした。でも、『進撃の巨人』は実は全然見ておらず、まさかその週末『世界ふしぎ発見』でそのルーツを取り上げるというので驚いたものの、当日番組の録画を忘れていたといういい加減さ……ごめんなさい。

さて、目的の『マンガアニメ聖地巡礼展』は南東のお土産屋に近いスペースで開かれていました。

出ていた作品は
埼玉3つ…『あの日見た花の名前を僕達は知らない。』、『神様はじめました』、『ヤマノススメ』。
長野1つ…『あの夏で待ってる』
宮城3つ…『戦国BASARA』、『かんなぎ』、『がんばっぺ!ウェークアップガールズ』
の計7作品。

埼玉県の場合でも『あの花』がメインにになっており、実は火付けになった『らき☆すた』も無いんです。鉄道で言えば、西武鉄道つながり。どうなってるんだこりゃ?

『あの夏で待ってる』の長野県はここだけで、『おねがい☆シリーズ』や『サマーウォーズ』等探せばまだあるはずなのに、どういうことだろう?と疑問がぶくぶくと浮かび上がります。

しかも宮城県の作品は大方仙台市がメインになっている作品で固められており、しかもウェークアップガールズはまだ放送開始前だというのに仙台を舞台宣言しちゃってパネル展示しています。いいのかねぇ……?

それぞれに聖地巡礼プロデューサーの柿崎俊道氏のコメントが並びます。どれも納得いくし、頷きましたが、それにしても聖地巡礼展にしては出展県が少ないし、もっと有名な作品が並べられてもおかしくない作品までもが無い。仙台メインにしても他県の作品とかもタイアップしても、本当は良かったんじゃないな?作品数が少ないお粗末な聖地巡礼展に思いました。もっとも、この情報源はなつまちおもてなしプロジェクトのTwitterで知ったことだったのですが、あまりにも聖地巡礼展の告知が限られた場所でしか見ることができなかったことも、痛いような気がします。あまりにもお粗末な展示会だった理由については、後に分かったことなんですが一応伏せます。

聖地巡礼展をやるんであれば、やっぱり様々なチャンネルを持ってる企画者と柵(しがらみ)がない団体とでやるべきだったのかな?って思います。

この展示会、11月の3連休中は池袋で行われるものの、12月25日~翌年1月13日は仙台市はさくら野百貨店で開催されるそうです。宮城県のご当地アニメとしては立地も良くなるし、百貨店で開催ということから限定グッズの販売環境も良くなるのでは?とは思いますけど、少なくとも東京では少しツメが甘い展示会だったように感じました。ある意味ガッカリだったかな、かな?

思ったよりも早い時間にサンシャインの展望台を降りることになりました。そして、東武や西武の百貨店も立寄らずJR改札をくぐり……山手線で上野まで出ることにしました。足はクタクタだったし、座って帰りたかったのですが、湘南新宿ラインではグリーン車であっても座ることが叶わないと思ったからでした。

良い意味でも悪い意味でも、今回のGABP'CTs活動は、ほろ苦い都内の散策だったかな?

古典部の作者講演と交流イベント(2日目・掛川加茂荘編)

ホテルドーミーインEXPRESS掛川で当日を迎えた氷菓イベントの日。

少し睡眠時間が足りなかった気もしますが、カーテンを開けると掛川城が見える部屋でした。このホテルに泊まった感想はトリップアドバイザーに書いておきましたのでそちらをご参照ください。ダメモトの飛び込み予約だったので少々高く付いちゃいましたが、掛川城に近い今年できたてホヤホヤの良い宿でした。

9:00にチェックアウトの後、30分高速で見れないところも多かったけど掛川城に登ってきました。

お城といっても大きなものではありませんが、最上階の展望は抜群で掛川を出発したこだま号を見てきました。そういえば、前年の氷菓イベント『私、加茂荘気になります。~HK240の集い~』の1日目に始発の電車で東京へ出て東海道新幹線で来たんですが、大雨で15分遅れになっちゃったんだよな~、で帰りは奇跡的にこだまなのにN700系新幹線で帰ってきた記憶を思い出します。詳しくはコチラで。

今の掛川だとアニメの『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』の舞台地になってるんですね。ウィキペディアを見ると、掛川市、炭火焼レストランさわやか、ヤマダ電機にローソンが協力している。掛川市のシンボルである掛川城も当然出てこなくちゃ~!ということかな?入場料支払の受付付近の掲示板に2枚、『勇しぶ』のポスターが飾ってありました。なんか、JTBのバスツアーで声優さんが20歳になるのを記念に、勇しぶ舞台地バスツアーも企画されてるとか?ぅゎー頑張ってるなぁ?

9:30、少し遅いですが原里の加茂花菖蒲園に向けて車を走らせます。30分以下でも直行で行けるのですが、自分は天竜浜名湖鉄道の桜木駅と原谷駅に立ち寄りながら……だったのは失敗で10時前ギリギリとなってしまいました。そういえば、HK240の集いの時も時間ギリギリだったような。

今回の氷菓イベントの特筆は、なんと76名の参加者がやってきたということでしょうか?
庄屋屋敷は村(集落)の役場という意味もある加茂荘ですから、溢れ出すことはなかったもののいつもこじんまりとした加茂荘とはちょっと違ったかな、とにかく人が多く、流れていくように家の中を案内されていきます。

おみやげも凄かったですよ!
まず、入場券。
前回のらぐほさんイラスト使用の氷菓イベント用特別入場券で領収証代わりになりました。
そして目玉は表面千反田さん、裏面は名物ふくろうのお姉さんが描かれている、同じくらぐほさんのオリジナルクリアファイルをGETしました。
ファンの方からもお土産を頂きました。
大学で機械工学の授業の一環で、制作した板彫りのカード。
ありがとうございます。

庄屋屋敷の原型は1階で2階は加茂さん宅になっています(増設したようです)。あばらその廊下を素通りし、大広間へ招待されました。加茂荘の当主さんの部屋はこの間案内して下さったことがあるのですが、今回は台所やら風呂の近くまで通っちゃって……ホント良かったのかな?

大広間で76名いる中で可能な人は自己紹介を、とマイクを順々に渡されて自己紹介。誰も言う人がいなかったので、自分からは庄屋弁当、庄屋料理が美味しかったことを勧めたら、専務の娘さんから説明が入りました(自家栽培の料理。江戸時代には武士とかにこの弁当を渡していったそうな)。今はお重が食えるそうですが、財布の中と予約忘れで庄屋料理を食うことが出来ませんでした。

その代わりのお昼が氷菓おにぎり(千反田さんが4話で握るおにぎり)と味噌汁(味噌も自家製)、しいたけの煮物(が、実は自分の皿には乗ってなかったので分けて貰った)、甘酒と黄粉のあえものとちょっと質素でした。特製のお皿ではなかったし……。後日、集合写真が欲しくてメールした所、配膳が行き届かなかったとありました。ちょっと考えたのが『庄屋弁当』みたいな箱型で出せたら、一気に配れるような気がしたんですが、いかがでしょう(で、庄屋弁当だったら本当に良かった)?

食事が終わり、時刻遅れてまた加茂宅プライベート空間を渡って大広間へ。

KADOKAWA公認の、氷菓第4話上演会がはじまりました。最初は特典映像で加茂荘をどう撮影されたかを紹介後、本編を流していきます。4話目は自分好きな話の1つで、千反田さん宅を忠実に描いている他、話し合い中の根拠出しと仮説、折木奉太郎であればまとめ推理で出される、説明アニメーションの凝りかたが大変気に入ってます。単に綺麗、泣ける、忠実といった京都アニメーションだけど、こうした説明の気合の入り方にも感心しちゃいます。その意味では19話目の『心当たりある者は』も説明アニメのオンパレード回でなんですよねぇ……。

もう1つ、実写で加茂荘をロケにした時代劇の映像を見せてくれました。どんな作品かは書けませんが、敢えて出してお話したいのは、加茂荘の部屋は桃山時代からの庄屋屋敷。時代劇の加茂荘はそのまま使え、玄関からも馬で駆けつけるシーンでは全く違和感無く加茂荘が背景としてマッチングしているんです。門から先の電線や新東名自動車道(出来てれば)とかはCGとかで上手に消しているんでしょうけど。

このあと更に高山から神山高校写真部の方が来られ、平成25年神山高校文化祭のレポートスライドショーも行われました。
9月8日、平成25年神山高校文化祭に加茂花菖蒲園も、このイベントに参加されていたそうですが、交換派遣よろしく9月の内容をざっくりと紹介されていました。自分のブログでは出来る限り見回せる範囲で書きましたが、中には部活参加で準備されていた方、遠方だったので文化祭まで参加できなかった方もいらっしゃるかと思います。とりあえず、自分もブログは書けていますので、良かったら下記リンクを参考にしてください。
これで一先ずのイベントが終わり、自由解散という形になったんですが……参加者の方にコスプレイヤーさんがいらっしゃり、神山高校の制服で千反田さんの恰好をしはじめたものだから、撮影会になってしまいました。レイヤーさんの後姿を撮影すると、意外に様になる。というよりも、千反田宅にやってきたなぁ、と自分は思いますね。友人に教えられて、最終話の『遠回りする雛』における加茂荘の撮影スポットも教えて貰いました。酒で大盛り上がりの宴会は、居心地が悪くて出てきた奉太郎の現場は、アニメでは池の方ではない縁側だったんですかぁ……(で、そこで推理がはじまるんです)。千反田宅を出て最終話に出てきた橋とその撮影地も教えてくれるということで、自分を含めお仲間7名、なりゆきで加茂荘を後にしました。

トイレの利用で温室の加茂花菖蒲園自慢のダイヤモンドリリーを見ることが出来たし、その思い出は濃いものになったけど、実は忘れたこともあります。庄屋料理が食えなかったこと、ノートの一筆も忘れました(本当はいつも書いてるんだけどな)。しかし、知り合ったコスプレイヤーさんがまた加茂荘でコスプレ撮影イベントをやろうというそうです。スケジュール合わせて、もしも参加して良ければ出来なかったことの穴埋めをしたいと思っています。

加茂荘を後にし、原田駅で友人を送っていった後も、友人に誘われ森町のお祭りを見てきました。

『遠州森の祭り』は小さな森の町内を大きな山車ではなく屋台が何台も引っ張り通し、舞妓さんという小学生ぐらいの女の子を迎える壮大なお祭りです。高山や秩父、栃木でで大きな山車が町中を回るお祭りはよくあることなんですが、森町は3ナンバーの車なら1台しか通れ無さそうな道をくねくねと走って行くんです。これが凄かった。18:00には屋台から舞妓さんを迎えてそれぞれの町まで送っていくのですが、その出発はなんと打ち上げ花火なんですよ!これは驚きました。友人はこのお祭りを誇りに思っていらっしゃり、これを見ることで1年が終わっていくんだそうです。

本当にいいところだったんですが、自分は帰宅時間もあったので18:30で森町を後にして、森掛川ICから新東名自動車道に乗り込みました。やっぱ、加茂花菖蒲園に行くには新東名の方が早いんですよね。東名自動車道ですと、掛川へ行くのにさえカーブらだけを覚え、時間がかかるように思いました。まっすぐに車線も増やした新東名のスピードマジックには驚かされます。が、そう思ってるのも新東名までで、東名に入れば大渋滞が待っていました。なので、予定してなかったんですが御殿場で降りて、富士五湖・中央・圏央道経由で帰宅。それでも大月-小仏トンネル間が動かないほどの大渋滞だったことは言うまでもありません(90分かかりました)。

でも、まぁ……事故なく2日間、氷菓の2大イベントは無事に終了しました。
ご参加の皆様、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!!

古典部の作者講演と交流イベント(1日目・八王子中央大学編)

11月2日~3日は恐らく真の舞台探訪者だったら、広島県竹原市に出かけてたまゆらイベントを楽しむというのが本徳なのかと思ったんですが、自分はまだ探訪も出来てないのにイベントには行けないリスクと、3日掛川は加茂花菖蒲園内の加茂荘にて『氷菓』の交流イベントが行われるということで、コチラは優先していきたかったこともあり、ソチラを取ることにしました。

更にラッキーだったことに、その前、2日に東京都八王子市の中央大学で行われる第47回白門祭という学祭にて、氷菓(古典部シリーズ)の原作者である米澤穂信先生の講演会が行なわれることになりました。

各々日帰りで行って帰るか、それとも道が繋がっているのでクルマで行って泊りがけにするか、物凄く悩みましたが、翌日の加茂荘・氷菓イベントが10時スタートということで、今回泊まりを選びました。来週の小諸で行われる『あの夏で待ってる』イベントが土日連続でイベントがあり、宿泊必須だったこともあって苦渋の決断でしたが、掛川は昨年から日帰りで行って戻るのが通例なので、なかなか無いチャンスだと思い後者を選ぶことにしました。

圏央道あきる野ICを降り、八王子バイパスを経ると橋本駅に簡単に行けちゃうんです。そこから、京王相模原線・多摩モノレールを往復し中央大学に立ち寄ります。更にラッキーだったのが、圏央道が海老名から更に相模原まで延びて、相模原愛川ICから東名にそのまま乗れることも幸運でした。
(相模原愛川-高尾山まで延伸すると丁度半円の頂上まで全通することになります。頂上は桶川北本・白岡菖蒲の辺りなので、全通すると今後どんどん圏央道が便利になっていくんですが……)

大学のイベントに行くのは久々です。姉貴の大学に行ったきりかな?自分は大学には進まなかったので、中・高・大の文化祭の中では一番華やかだし、しっかりとしたものが見れてオッサン歳になった自分にはまだまだ大学の学祭は華やかに思うんです。中央大学の白門際はパンフレットを読む限り、漫画研究会やアニメーション研究会と趣味に合うイベントもあって、1日中参加できそうでしたが、翌日には奥 華子さんのライブも開催される素敵な大学イベントになりそうです。

模擬店が多かった学祭ですが、お昼は学食で食いました。ハンバーグとコロッケの鉄板での定食がなんと450円で食えたのは正直ありがたい話でした。

実は大学には午前中から入っていました。見学もしたかったのですが、今回の講演会では米澤先生のサイン会が行われ先着50名に著書を持参すればOKというもの。当日になって100人に増やしたそうですが、サイン欲しくて講演会場である8206号講義室に早くから群がってしまい、主催者側から蹴散らされました。そのおかげで昼飯も食えて、講演に望めた訳ですが……(蹴散らされてなければ、あのまま昼飯食えなかったでしょう)。

なんとかサイン券を貰える100人に入り、先生の講演を聞きます。サインの欲しい方は随分多く、瞬殺だったと聞きました。古典部シリーズのほかにも様々な著書を持ちますので、米澤穂信先生のファンだったら押しかけてくるんだろうなぁ。去年の今頃は国立の大学で講演会やってますし……。

14:00、いよいよ米澤穂信先生が講義室内に入り、講演スタート。

テーマは、『謎と小説―ミステリーができるまで』。
司会者と進めるパターンではなく、1人で壇上で講義するというはじめてのパターンだそうです。

でも、技術披露や組み方を話してもつまらないし、今後のこともあるというので、作家になるまでの経緯を踏んだうえでミステリーを作っていくものになりました。聴講者に問題(謎)を解かせるものではなく、どっちかといえば米澤穂信先生の人となりがわかるものでした。自分は氷菓で米澤作品に入った者ですが、前者のようなことをしてもまったくわからない(探偵になれない)ので、今回の講義方法が有難かったです。
家族のこと、書店員時代のこと、出版社との編集員のことなどを順に追ってお話されていますが、中でも出版社の編集者2名と米澤先生の三者面談が大変興味深かった。角川書店は当初スニーカー文庫ミステリー倶楽部にて古典部シリーズを出していたのですが、今でこそライトノベルでのミステリーはアリなのですが、立ち上げた当初はなかなか売るのが大変で、レーベルが消えてしまいました。その時「角川書店は米澤穂信を世に出せなくて申し訳ない」と引き下がったんだそうです。もう一方の出版社編集員は「これは米澤穂信を出さなくてはならない」という使命感があり、そちらで出してきたんだそうです。でも、角川書店側も「申し訳ない」と言いつつも、一般用の小説で古典部シリーズは復帰され、2012年のアニメ化でコミックともタイアップ。10年もかかったのか……頷きました。

今回の講演会で参考となった雑誌が、今回売切という本屋もあった小説・野性時代11月号。米澤穂信特集が講義内容と照合していくうちに「なるほど」と思いました。講義が無ければ谷川 流と佐藤聡美のインタビュー、あと古典部の新作短編である『長い休日』を楽しむだけで終わっていたかもしれません。

15:00からは質疑応答に入りました。
楽しくやりましょう!ということで、作品内容でわからないコトの質問が殆どだったかな?Twitterのことも触れている方もちらほらいたし(プリンターの戦い)、中高生に読ませたい米澤作品は?という質問も。氷菓が人気な一方で(そういえば、今年の大学入試に手作りチョコレート事件が国語の問題で取り上げられてたなぁ)、『さよなら妖精』や『追憶五断章』も高校生として読むにはおススメとも聞きました。

自分はどっちかといえば、コンテンツーリズムの研究をにわかにやっているので……
「本年の生きびな祭りに参加されたと聞いた。その随想を。見た当初と小説にしてとの味方の違いが、わたし、(物凄く)気になります!」
と質問してしました。
米澤先生の岐阜時代のライフワークで小説書いていた頃は家、学校、書店しか行き来することが無く、地域のお祭りを見ることが無かったんだそうです。そのため、この先東京に住むことになってからは自分の住む地域のお祭りに参加しようと決めたそうです。水無神社の宮司さんからも好印象を頂け、成長してみるお祭りには再発見するものがあるという返答でした。

質疑応答の方が時間の流れはあっという間に過ぎて講演会はお開きとなりました。

その後1時間半ぐらいかかってサイン会が行われました。

初サインだったので、自分は迷わず『氷菓』にサインを入れてもらいました。明日の交流会対策もあって、氷菓と野性時代は持ってきました(高山に行くときは古典部全ての本を持って行くけどねぇ……)。掛川編だと千反田宅が数割を登場するので『氷菓』にしました。『遠回りする雛』も考えたんだけど、やっぱデビュー作にこそサインをいれるべきだろうと思いました。筆記具は金、銀、黒が選べましたが金銀はインクの乗り次第では崩れてしまう恐れがあったので、ノーマルに黒にしました。入れて貰った場所は本書とびら入ってすぐの空白の場所。とびらが裏写りするけど、まぁ仕方が無いやね。

サインを頂いて講義室の外に出た時はもう夜の帳が降りていました。

行った道の往復帰りで橋本まで戻ります。

コインパーキングで1000円上限の駐車場に止めたので、滅多に行けない橋本ともあったので、夕飯を食って、最近の橋本界隈をぶらぶらと歩きました。印象強く残っているのはArio橋本かな?店舗内に駐車場も完備したタイプなので大きく作られていましたし、エレベーターも4ヶ所に3基づつ12台稼働してて、まだこの時代のArioは大きかったなぁと思うんです。埼玉では4ヶ所Arioがありますが、Ario西上尾は小さく平面駐車場の方が断然広く取ってあるのか、情けなく感じるんですよね。

20時前には橋本を経ち、先に掛川入りするので約2時間半の圏央・東名ドライブとなります。途中海の見える由比PAで休みましたが、夜じゃ全然意味がないですね……。22:30過ぎには掛川に入り、今年OPENのドーミーインEXPRESS掛川に宿泊しました。運転で疲れた時の無料で食える『夜泣きそば』が大変美味しかったです。

ホテル堪能をしているうちに日付が変わってしまいました。

いよいよ日曜日は加茂荘で氷菓イベントですが……そのレポートは次のエントリーで。

2013/10/31

たまゆらの素敵な食べ歩きⅡコンプリート!

もう1つブログに書ける内容のものが出てきました。

おそらく『たまゆら』と言ったら、今頃は広島県竹原市の竹灯りやら今週末の『たまゆらの日ファイナル2013』に備えてる方もいらっしゃるのではないでしょうか?自分も行こうとは思っていたのですが、現状イベントも伴っての竹原ゆきは舞台地もしっかり見れないし、範囲も広域でキチンと計画を立てておかないと行き辛いかなという判断で見送りました(優先のイベントもあったしね)。

しかし長くからの『たまゆら』のファンなので、せめてもののということで神奈川県横須賀市の『たまゆら素敵な食べ歩きⅡ』というグルメスタンプラリーはやっておこう。と月1程度で横須賀市を巡回する予定だったのですが、9月は上手に予定が取れず……10月2度行くことになりました。

ラリー自体は8月17日に横浜海軍カレー本舗からはじめていたので、1日2店舗1回は3店舗という感じで巡れば3回で済む計画でした。

10月上旬はスマートフォンをiPhone5sに買い換えたこともあって、ヨドバシカメラマルチメディア横浜上大岡(京急百貨店)に事務用事を追加して横須賀へ向かいラリーに参加しています。

丁度カレーレストランのウッドアイランドにて1本目のポスターを頂きました。

また発売が経つのですが横須賀ウォーカーにてたまゆらの特集記事があり、思わず買っています。また山積みにされた『京急のひみつ』という鉄道本も買っています(秘密シリーズは最近はJR九州まで登場し、大手私鉄各社を網羅していますが、京急は他社との特異もあったので買うことにしました)。

10月下旬は東京の病院経由で馬堀海岸を目指し、観音崎京急ホテルをにて2本目のポスターGet!!

その後は横須賀美術館を見学したあとに浦賀へ戻って、再び劇中に出てきた東西の叶神社を見学し、更には渡し船にも乗りました。これは8月17日にやったことと同じですね。でも今は少し寒くなって見学にはちょうどよかった。だけど、これも最後の1時間ということもあって忙しかったこともあるんですが、8月17日の出来事を思い出すには丁度いいルートだったんじゃないかと思っています。

汐入のHUNGRY BOYでコンプリート!と思いきや、閉店間際でした。でも、マスターさんのご協力により、なんとかカレーを頂いて、全ての店舗を達成しました。いやぁあれはどうなることかと思ったけど、本当に達成できて良かったと胸をなでおろしています。

たまゆらの横須賀の日はどれも楽しい日々だったなって正直思います。

本当はたまゆらのカレーラリーじゃない日にも横須賀へ遊びに行きたい想いがあり、いつか叶えたいところですし、近隣で考えれば江ノ島付近も最近はご無沙汰になっています。11月10日を過ぎるとあまり予定の日があるので、たまには江ノ島や三浦半島方面に遊びに行ってもいいなと考えています。

2013/10/30

*arch*-おねがい☆ツインズ&おねがい☆ティーチャー10周年記念イベント-

10月20日(日)は生憎の雨。
地域限定かと思ったけども、それも違って全国的な雨。
雨の日は動きづらかった。
それでも、今日は夜明け前から長野県大町市は木崎湖に車を走らせました。

夜明け前というのがキツいんですが、実は大町アルプスマラソンと同じ日。しかも木崎湖の一部もマラソンコースになっていて、8:30までに車をとめないと通行止めになってしまうんです。また、お仲間の多い小諸からのチームも午前中は朝昼兼用のバーベキューを楽しむということを聞いていたので、勝手ながら飛び入り参加させて頂きました。

雨の中の木崎湖キャンプ場でBBQをやるなんて、2度目の『みずほプロジェクト』ぶりでしょうか?
あの日も雨の中のゴミ拾いとバーベキューにビンゴゲーム大会でした。その日はその日なりに思い出深かったけども、今回はテントを作って食材を丸焼きにするという大胆なBBQがはじまりました。風が良いように吹いてくれたので、BBQ用の火が消えたりすることが無かったのが幸いでしたね。

肉に野菜を朝から昼まで思いっきりかじりついて *arch*の開催とマラソン終了時刻と凌ぎました。

 *arch*がはじまったのは実質13時頃からでした。

会場はゆ~ぷるとあのローソンの近くにある大町市平公民館。

小さな公民館なのに沢山のお客様がきていました。所用で車に戻っていた関係で、お仲間と少し距離が空き、並ぼうと思った時には別の列に並んでいましたね。

開場になって公民館へ入ってみると、大きなモニターが2台……最早大抵よくやるアニメイベントのような会場づくりでした。客席は板の間で持参した座布団を用意して眺めろというのですが、足が悪い自分には苦行のようなものでした。足が痛くてイベントを楽しめたのは半分程度に過ぎなかったんです。椅子を出してもらおうかと思ったんですが、そーいう訳にもいかなさそうだし……。撮影禁止はいつものことだけど、開場規定で飲食禁止というのも大変痛かった(出演者は水飲み可能という不公平さは、時々カチンとくることがある)。

開演して、木崎湖キャンプ場の管理人、とっちーさんとゆ~ぷる木崎湖の社長が、まず壇上に出てご挨拶を迎えた後、いよいよ皆様が楽しみにされてるゲストが登壇されました。

―――井出安軌監督、井上喜久子さん、清水 愛さん、中原麻衣さん

井出監督と喜久子さんは昨年夏のイベント『エクレシア』ぶりの参加で、あのときは写真コンクール『木崎湖の想い出』で井出監督賞を受賞した大変思い出深い日を思い出します。そういえば、お笑いアーティストの鉄拳さんもそういえば出てて、今年はあまちゃんの説明パラパラアニメで大活躍でしたもんねぇ……。

中原麻衣さん、清水 愛さんは木崎湖イベントとしては初参加となるそうですが、特に清水 愛さんは個人的に木崎湖へやってきたのが記憶に新しく(つか、清水さんは昨日から木崎湖入りしていたみたいでコスプレの写真がTwitterにあがっていたという)、10年という日々があってもこのお2人さんは木崎湖に何回かは来ているそうです。

4人揃ってご挨拶を済ませると、いきなりブルーレイの上映会がはじまります。8月のパシフィコ横浜で行なわれたコンサートイベントで見られた方も多かったのですが、ティーチャー&ツインズの映像を10年後の現代風にリメイクし直した特別編をそれぞれ30分×2で上演されました。内容はあくまでプロローグ的な映像だったんですが、それでも30分映像にきれいにまとめられていたのが凄かった。これだったらもしもBRなどのソフトが発売されたら買おう!と思っていたんですが、上演最後、

おねがい☆ティーチャー / ツインズ 特別篇
Blu-ray 2014年3月26日(火) 発売決定!!

この字幕に歓声があがりました!自分とて興奮しています。今現在はAmazon等で予約可能で自分は知った時には予約のボタンを押していました。パシフィコで行われたイベントのダイジェストと、オーディオコメンタリーを入れて発売の予定だそうです。これは凄いなぁ……。

その後は『エクレシア』でもお馴染みだったサイコロトーク、今回はとっちーさんは抜きで井出監督、井上さん、中原さん、清水さんでトークが盛り上がりますが……どんな内容だったかは足の痛さですっかり忘れていました。むしろこの次の『妄想コーナー』の方がインパクトが強く、中でも杉田さんのギャグ妄想と金田さんの妄想ギャグは実話だった。しかも、清水さんが金田さんの声をモノマネするものだから、もう皆さん大笑いでしたね。これを絵にした井出監督もまた凄いなぁ、と自分は思ったりするんですが……。

14:15~16:30まで短い時間でしたが『*arch*』はあっという間に終わってしまいました。
でもイベントは終わりであって、これから物販コーナーが行なわれたりするので、そっちでも楽しんでって欲しいという案内がありました。公演中にはサイクルジャージのCMと大町市観光協会からARソフトの紹介もあったりしましたが、井出監督たちの登壇はここまでということで。

外はあっという間に暗くなりましたが、物販、特に木崎湖キャンプ場の列が大変混雑していました。自分は軽井沢限定商品になってるみずほ先生ウェディングマスコットと抱き合わせで、ティーチャーの通常のみずほ先生、苺、まりえのマスコットも買い、ポケットティッシュまでおまけでついてきましたね。

それにしても、今回も楽しいイベントをありがとう!だったわけですが、やはり今回もボランティアの方々には大変お疲れ様という感謝が胸にきます。前回は猛暑、そして今回は大雨の中会場内整理に駐車場の案内と見えないところで安全配慮をされていたわけです。それも朝早くから夜は日が暮れるまで本当にありがとうございました。自分はむしろボランティア側の方にその意を申したい。

小諸仲間と平公民館ではぐれてしまった、と思いきや今度は秩父でお会いしてる方と運良く会えて、『カイザー』で夕飯にしました。5月の『カイザー』はお休み期間だったので、丁度良かったのかな?それでも『おね☆スタ』はコンプリート出来てるので、今日は安心して食事に専念しました。
―――BBQで肉いっぱい食ったのに、ここでも鹿肉ステーキを食うことに。
『カイザー』では鹿肉料理をよく出すんですよね。肉とはいえ滅多に食えるものではありません。ちょっとお金とは要相談でしたが思い切って鹿肉ステーキにしたんですが、鹿肉独特の臭さとかが無くて本当に美味しかったです。

秩父仲間とおしゃべりしてるうちに20:30を過ぎ、自分は松本市街で一泊します。
『エクレシア』でも使ったスーパーホテル松本天然温泉へ。
4290円で朝食付きとは大変安かったのですが、『アルペンハイム山正旅館』が泊まれればそっちで泊まりたかったなと後悔しています。何せ*arch*を知った時に宿を取らなければ満席だったというんですから……。しかも、今回の松本はあくまで宿泊だけで、市街地も歩きませんし、当然県立木崎高校モデルのあがたの森の会館は翌日月曜日お休みという罠……。残念な気もしますが、この翌日はアルピコ交通上高地線と『あの夏で待ってる』舞台の小諸市へ用事があるため、今日はここで泊まって翌日に続きますがブログはここまで。

PS:『エクレシア(Ecclesia)』に続き今回のイベントも『*arch*』とギリシャ語でのイベントになりました。考えたのは井出監督だそうですが、『Ecclesia』は集い・市民総会・民会を意味するとして起用され、今回の『Arch』は起源・はじまりを意味するんだそうです。はじまり、ね。木崎湖を舞台にしたアニメも10年が経ち原点回帰という意味もあるんでしょうが、この2つの木崎湖のイベントで使われるギリシャ語の言葉に自分は素敵な言葉だなぁ、よく考案するよな井出監督と感心してしまいます。

2013/10/29

"アニ玉祭in埼玉"1日目参加

10月19日(土)20(日)、大宮ソニックシティで行われました『アニ玉祭in埼玉』に参加してきました。

今年というか今回は20日が大事な予定が入っているので、1日目19日のみの参加になっています。

埼玉県では6年前から、『らき☆すた』旧鷲宮町商工会の舞台探訪者へのおもてなしが行われるようになりました。それだけでも歴史が古く、桶川市の埼玉県立文学館では『マンガで見る埼玉県』という企画展も行われています。それ以前に『クレヨンしんちゃん』で春日部市、手塚治虫作品で新座市が町興しをすすめているのですが、2011年になると『あの花』秩父市が、以後『神様はじめました』で川越市が、『ヤマノススメ』でも飯能市が舞台になり、随分と埼玉県舞台の作品が増えてきました。鷲宮隣の栗橋も鉄道むすめの栗橋みなみや栗橋あかなで地域振興が行なわれ、今やアニメ・マンガの枠以上にコンテンツーリズムが活発になっています。そこで今回は埼玉県の公式なイベントとして開催されることになり、1日目は上田知事が来ての挨拶まで行われる、埼玉県最大のアニメイベントがはじめて介されることになった訳です。

痛車の展示、コスプレイヤーさんのために東京スカイツリーから大宮駅までコスプレを楽しみながら電車で移動する東武鉄道の企画、陸上自衛隊も来てミリタリー展示(これは大洗のガールズ&パンツァーをフォローしての出展なんでしょうね)、埼玉ゆかりの作品から新潟などのアニメでまちおこししている団体さんの物販、そして翌日になると声優さんを呼んだコンサートなどが行われました。

自分が目に光らせていたのは『聖地巡礼サミットin埼玉』という企画で、1日目の殆どはこの聴講でした。

コンテンツーリズムの研究をする北海道大学の山村教授の講演、今は神川町の副町長になってしまいましたが、アニメコンテンツーリズムを埼玉県で支えた県の担当者とのトークセッション、大学生による埼玉舞台のアニメのプレゼンテーション、鷲宮商工会、秩父市観光担当等を交えてオフレコありの座談会などアニメ舞台探訪旅行や地域振興のプロセスを考えて知る、このイベントの中では比較的固い内容ではありましたが、変わる観光業という視点で自分は見させて頂きました。

そうねぇ、最近のアニメでエンディングクレジットで一番気にするのは、『(取材)協力』ですよね。声優さん以上に気にして見ています。舞台地ロケ協力がどこなのか?をよく気にすることが多くなりました。京都舞台の『有頂天家族』ではテレビ局や鉄道会社なども加わって大がかりなロケハンだったなって思います(さすがP.A.Works!!)。でも、これを大々的にPRするとひいてしまう。『あの花』の制作時にもアニプレックスは「うちは、地域振興アニメはつくりたくない。作品の中にそれとなく登場してファンが行きたくなるような出し方をしたい」という考え方があり、劇中で県マスコットのコバトンを小さく出すことになったそうです。要は名産物、観光名所などを大々的出すのではなく、宝物探し旅感覚になることが、舞台探訪と町興しの成功の秘訣になっているんだそうです。そのおもてなしのやりかたは、近年多くのご当地アニメで出てきた例があり、そこからチョイスしたりアレンジしたりしてデザインしていくことなんでしょうけど。

マンガやアニメって興味を持つきっかけに過ぎません。むしろ、町興しの発展はやはり舞台地元のモチベーション次第なんだと思います。それはどこが発起になっても、というのが今の自分の結論で自治体がやっても或いはその地域の個人商店の集まりや、学校仲間それぞれにチャンスがありやる気とモチベーションなんだと自分は思うんです。

今回はコンテンツーリズムをメインに見てしまいましたが、埼玉全県中のサブカルコンテンツを見ることが出来て、自分は良かったなと本当に思っています。『アニ玉祭in埼玉』が隔年でもいいので開かれたら、また参加したいなって思っています。

おたぱるというサイトでも記事がありましたので、今回はそこからリンクを張っておきます。