2012/10/25

平成24年度神山高校文化祭

岐阜県高山市で10月21日の開催された文化祭、レポート参ります。

20日より高山に入りましたが、辛うじて取れたフォーシーズン3階の部屋は曇りガラスで外は見えず、なんだか牢獄のように感じました。

しかし、その晩……体が急に熱くなってしまい、夜手短に夕飯を済ますと、ベッドから起き上がれなくなってしまいました。

その日は風呂に入らず、翌日の汗流しで温泉を入っています。

ところで、氷菓・古典部の神山としての高山観光は前回の旅行で回っているので、出来なかった補足程度で済んでいます。

行ったところといえば……

・水梨神社
(もう1回。自動ドアのある建物は見たことなかったと思う。あとはルートが気になります)

・高山市民プール
(凄いわかりずらい所にあった。プール脇は土手。しかも駅を挟んで反対側は新興住宅街が密集してた!)

・千反田さん家までのサイクルルート
(しかし、途中でダウンして途中のサークルKで引き返した)

それでも神山でのコンプは大方出来ているので、近々フォトブック等で加茂花菖蒲園から高山までをまとめてみようと考えております。

強いてだと、古岡の楢窪地区(神岡の栃尾地区)になりますが、神垣内連邦をイメージする穂高方面も歩きながら来年旅行を組めたらいいなって思っています。

とはいえ、高山に行くドライブルートは戝前村こと平湯温泉に合っていれば神垣内連邦こと穂高や上高地の山々を超えていくので、交通の便まで奉太郎たちの気分を味わうというのは、少し難しいようです。
(やっぱ列車で行ってみようかな?今度はさ…)

9月28日~30日で旅した後の1ヶ月も満たない間、高山地元の氷菓応援は少しづつカタチになっています。

まず、フリーペーパーの『ひだっちマガジン』2012年秋号には氷菓の特集が組まれており、舞台地の紹介をメインに、場所当てクイズラリーをやっていて、3か所のお店の名前を答えると、4枚の中からカードを貰えるというキャンペーンが行われています。

各所には「飛騨高山が気になります」をキャッチコピーにしたポスター貼られるようになりました。
(『フォーシーズン』でも、ポスターが……)

新規絵柄ではないんですが、実績出来て高山限定の絵柄が出来るといいなっ。

飛騨経済新聞でもイベントのこと、この日に販売するお弁当の試食会のこと、京アニショップ!から直営で販売してるグッズが完売してることなどを報じています。

今回の神山高校文化祭(オンリーイベント)は、どれだけの氷菓ファン客が来られるか?というとが一番わかりやすく見ることが出来るイベントになると考えていました。

ホテルでの発熱はなんとか翌朝にはよくなって、当日9時過ぎには高山市街向かうことが出来ました。

10時、郵便局とホテルアルピナに近い、メイン会場の飛騨地域産業振興センターにやってきて、午後からの同人誌即売会用のパンフレットを買いながら、スタンプラリーの用紙を受け取ります。

10時前から並んでいた方は多くて、30~40名はいたような気がします。

会場から一番遠かったは不動橋駐車場での痛車展示場でしたが、台数はそんなに多くなかったような気もします。

スタンプスポットは6か所。

不動橋駐車場以外は手こずらず、さっくりとまわれるようになりましたが、急ぐつもりもないので……のんびりとしていました。

あの『かつて』では、なんとお店が『一二三』として営業していました。

看板、変えちゃったよ!
(スゲー!!)

丁度その時、奉えるコンビのコスプレイヤーさんが駆けつけており、ご一緒しながらお茶とかしちゃいました。
(自分でも驚いたんですが、道案内が出来るようになってしまったのが一番の驚きでした)

前回と同じく抹茶とわらびもちで一息してました。
(これ、今までにない落ち着き方なんだよな)

パイナップルサンドこと『バグパイプ』も2日間連続で使ってしまいました。

前日はウィンナーコーヒー、そして当日はウィインナーココア。

デザートと交えて食うのが一番いいのですが、ウィンナーのクリームがほっぺが落ちるほどうまくて、暑い日であってもこれならいけそうです。

このラリーをしていて気付いたのですが、舞台地巡りとして単身でカップルで、というのはどの舞台地でも見受けられましたが、今回のイベントにはご家族、親子で舞台地巡りをしていた方もいらっしゃいました。

高山は古い街並みに宮川朝一等、年間を通じて観光客が来られます。

『氷菓』を目的にする方は勿論、高山では様々な映画やドラマのロケをサポートしていて高倉 健主演の『あなたへ』でもロケがあったそうです(過去にはNHK朝の連続テレビ小説があったよなー)。

親たちとの視点は違えど、こうして一緒に高山観光を楽しむ姿が微笑ましかったです。
(親が許せば、今度は自分が連れて行こうかな?)

13時、いよいよメイン会場が開きます。

氷菓オンリーであっても、都内や関東地方開催の同人誌即売会イベントは全く行ったことが無く、これが今年最初で最後の氷菓の同人誌即売会と思い挑みました。

いくつか買えなかった作品がありましたが、8月開催の『加茂荘HKの集い』で絵の額縁を頂いたイラストレーターのらぐほさんに会うことが出来まして、今回も無料頒布物で両刷ポスターを頂いちゃいました!!

1面は新刊の表紙、そしてもう1面はアフター用の神山高校文化祭のものでした。

ちなみに、スタンプラリーの景品もここで引渡になりますが、先着で青木荘の手ぬぐいを頂くことが出来ました!

無料景品で手ぬぐいとは太っ腹です。

メイン会場開催後50分後にはパンフレットが完売し、フリーとなりました。

15時にはいよいよお弁当が入ります。

千反田さんが過去に作った料理を弁当に、そして飛騨牛希望の方にともう1つ飛騨牛弁当の2種類を出します。

この間YEG祭でも話をされてた、駅弁の老舗『金亀館』が丹精込めて作ったものです。

苦手なものもあったんだけど、残さず食いました。
(千反田さん、食べ物を粗末にすると滅茶苦茶怒りますから)

そして……アフターイベントとして貴重な景品とじゃんけんで獲得できるじゃんけん大会がありましたが……自分は今回棄権することにしました。

理由は全体的にじゃんけんが弱いこと、そして8月の加茂荘のことを思うと、じゅうぶん氷菓のイベントを楽しんだから、初参加者もいらっしゃるし譲ろうと思いましてね……。

じゃんけん譲って席でお弁当を食っていたら、主催の方ともお話しできました。

昔の同人誌即売会の話が出てきて、イベントの時代時代が見えてくるように思えました。

同人誌即売会の古典……温故知新はここにもあったような気がしています。

その後、この近くに住んでいる方ともお話が出来て、ファン交流も楽しむことが出来ました。

ブログで発表になった今回の総参加数はなんと500名(ちなみにサークル参加は22団体)。

中日新聞にも紙面のみではありますが、今回のイベントが取り上げられました。

主催者側の方では至らぬこと、出来なかったことがあるようですが……手作りでここまでのおもてなしができて、自分は感激を覚えています。

悪いことさえなければ、いい思い出になるでしょう。

そもそも、自分の古典部の旅路は加茂花菖蒲園でも普通に観光で6月に1日、イベントで1ヶ月ちょっと開けてもう8月に1日とやって、高山では3日間連泊の旅路と、そして1ヶ月も開けずにやったイベントときました。

なんだかパターンが単純でしたね。

それでも、どの旅路であれ思い出深い旅になったと確信しています。

『温故知新』を感じるのは氷菓本編だけではなく、旅路でもそう感じるものがあります。

それに何よりも……9月30日にバグパイプで発信されたユーストリーム放送で、応援委員会の方が「親子で氷菓を見ている」という話を聞いた記憶がありますが、今回のスタンプラリーで見たとおりまさにそうなっているな!って思います。家族と旅するきっかけを助ける接着剤のようなものが『氷菓』にはあったこと。それも『温故知新』というものなんだと感じたんです。

高山は素では2003年11月に初旅行。
『ひぐらしのなく頃に』の白川郷への旅で中継点となり、2006年5月の初巡りでは高山市街でで泊まった記憶があります。
そして『氷菓』は、再び高山市と飛騨市の再発見ができるんじゃないかと信じております。

長いレポートになりましたが、参加・出展並びに主催されたすべての皆様に、神山高校文化祭という楽しいイベントをありがとうございました。

2 件のコメント:

  1. Kishiさん、詳細なレポート、ならびにブログにコメントをいただき、ありがとうございます。今回の「私、気になります大賞」は、画像などは受け付けておらず、文章のみとさせていただいております。どうぞご了承ください。今後ともどうぞよろしくお願いします。

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  2. 神山高校応援部事務局の皆様、ご丁寧にコメントありがとうございます。
    『気になります大賞』投稿の件、承知しました。
    文章だけで構成できるように作って応募したいと思います。

    レポートは写真がまだなので完成には至っていませんが、なんとか写真も入れられるようにしたいと思っております。
    (出来たら神山旅行記で薄い本を作ってみたいです)

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