とうとうそのアナウンスがありました。
しかも、さよならイベントなどもないそうです。
日曜日か月曜日に最後を見に行ってみようと思ってます。
G:Game,A:Animation,B:Books,P:Public,C:Character,T:Trip&Travel=GABP'CTs(ぎゃぶぱっつ)。サブカルチャーな旅の記録やレポートして参ります。また、舞台地巡りは基本的に場所の発見や検証ではなく、行っての感想がメインになります。この旅を通じて、一般の方々が見ているドラマの旅と楽しさは変わらない!ということを伝えて行きたい所存です。
2013/11/20
2013/11/13
なつまち小諸、復帰の1ヶ月ちょっと(2013/10-11)
今まで書いてこなかった『あの夏で待ってる』の小諸訪問ですが、10月6日の『小諸ふーどまつり』より復帰して……4回計5日この秋行くことが出来ました。簡単にどんなことをしたかを書くと……
- 10月06日……小諸ふーどまつり参加
- 10月14日……NHKラジオ第一の『旅するラジオ』の生放送参加とさくデ。2013の見学
- 10月21日……木崎湖からの帰りのカードラリー(だけど、失敗に終わる)
- 11月09日……こもがく秋の文化祭2013参加
- 11月10日……第3回なつまちおもてなしプロジェクト意見交換会参加
となりますか。
いつもなら行ってそのあとブログにて報告する所ですが、カードラリーなどの成果が出ない(実にならない)こともあり、書きためることにしました。また、『こもがく秋の文化祭』を目標に、この1年どんなことをしたか?ということで、大変久しぶりに『GABP'CTs Latter05』を作ることにしました。そのペーパー(PDF)をお読み頂いた上で、このブログは進めていきたいと思います。
Password:なつまち2013(natsumachi2013)
まず、ペーパーに無いご報告として『なつまちカードラリー2013』ですが、うつ症状もあって、8月からはじめめられず10月からのスタートとなりました。Cコースの郊外中心に巡回して、他のコースは付き合いで食事をした時やグッズの購入ににカードを貰うことで進めてきましたが、11月9日Cコースのカードゾーンをコンプリート出来ました。経済的な問題や数の多さと遅いスタートだったので、8月からはじめた、何週もまわった、何食も食ったという人もいるのは承知ですが、短い時間でコース達成できて本当に良かったと思っております。
ペーパーに書けなかった11月9日、10日のことをざっと書きます。
11月9日は本陣母屋で行なわれた『こもがく秋の文化祭2013』が開催されました。
しなの鉄道の急行なつまちで使ったものの展示やその写真、なつまち灯篭、谷川柑奈メインの痛ミニ四駆に痛チャリ等の展示があり、販売ブースでは野沢菜パンにカレーチョコのクロワッサン、そしてtocotoco特製のりのんドーナツなど、食べればうまい!というおやつもあれば、自家焙煎こもろの出張販売でスィートポテトやコーヒー、ダイナマイトドリンクの販売も(他にも同人誌やコスプレ写真の販売もあった)。
11月9日は本陣母屋で行なわれた『こもがく秋の文化祭2013』が開催されました。
しなの鉄道の急行なつまちで使ったものの展示やその写真、なつまち灯篭、谷川柑奈メインの痛ミニ四駆に痛チャリ等の展示があり、販売ブースでは野沢菜パンにカレーチョコのクロワッサン、そしてtocotoco特製のりのんドーナツなど、食べればうまい!というおやつもあれば、自家焙煎こもろの出張販売でスィートポテトやコーヒー、ダイナマイトドリンクの販売も(他にも同人誌やコスプレ写真の販売もあった)。
前回よりかはスペースが小さいものの、今年やってきたことの総まとめの展示という意味では、明日開催の意見交換会に必要なイベントだったんじゃないかと思っています。
ちなみに文化祭の合間には秋の懐古園も立ち寄っています。紅葉がとてもきれいで、春夏秋冬それぞれの懐古園を楽しめて良かった、と思います。夜には飲み会もあって久々に酒が飲めました(オラホビールいきたかったんですが、結局ノンアルコールビール×2と、日本酒×3合で終わってしまいました。それが出来るのにも、宿泊があったからこそで、明日会場になるグランドキャッスルホテルでこの2日は宿泊としました。そういえばグランドキャッスルホテルには、宿泊者無料のカラオケBOXがあるんですが、昨年6月ぶりにカラオケで歌ってきました。無料でヒトカラというのも乙なものですね。UGAであるものの、なつまちソングは全曲揃い、特に『告白』『ビードロ模様』が歌えてヤッターって感じです。
そして11月10日の午後、小諸グランドキャッスルホテルにて意見交換会がやってきました。
今年は本当にメディアにいろいろと出てくる年となりました。特にNHKではテレビ、ラジオでの登場も果たしましたし、11月1日には総務省のネット活用セミナーにて事例として、なつまちおもてなしプロジェクトの取り組みを長野市で発表がありました。2年目にして手探りでの活動が、メディアに紹介されるまでのご当地アニメになったことは言うまでもないなと思います。
70名以上集まる会場にて、様々な意見が出ました。カードラリーについては気楽に出来るものにして欲しいという意見も出ましたし、その一方でCコースの移動に車無しでは移動は出来ない意見も出てきました。そこで、以前から電動アシスト自転車の導入を、という意見が初回から出ていたのですが、実験しても坂の町の移動では10分程度で電池切れになるほど、坂が厳しいというんです。ならば、タクシーやバスなどの支援制度を!といった声も再び出ましたね。
(後、自家焙煎こもろで聞いた話、小諸市は自転車のシェアが低く、歩くかクルマかの選択になってると聞きました。そういえば、小諸って自転車の通行がそんなに無かったことを思い出しました)
小諸市民祭りの神輿では、自由参加の保険適用リスクの少ないところでの自由参加も提案したり、しました。一方、ドカンショに関しては意見が全く出てきませんでした。相当楽しかったと言えるんじゃないかな?と思ったりも。なつまちラッピング列車の運行終了の話も出たは出たのですが、情報がOPENになるまで控えます。
個人的には3年目が踏ん張りどころで、なつまち列車も無くなってしまい、継続出来る新しい支援も必要になってくると思います。仙台でのパネル展も今後はありますが、やはり3月以降のなつまちおもてなしプロジェクトがどう動くか?なんでしょうかね?おもてなしサロンで使われている本陣母屋も来年、改修工事が入るそうです。それでも、別場所での提供したいとありますが……なるべく広い場所が欲しいという意見もあったりで……。自分たちも出かけて楽しむ足がかりが必要になってくるのかもしれませんね。
何はともあれ、この1年間もなつまちおもてなしプロジェクト、またなつまちおもてなしサロンのスタッフの皆様には本当にご尽力ありがとうございました。と申し上げたい。自分の方は抑うつが無ければもう少し力になれたのでは?という後悔がありますが、秋に出た分でなんとか穴埋めできればと思っています。
また、11月9日には氷菓で知り合ったお仲間さんが、小諸へ遊びに来てくださりました。別ジャンルなお仲間と別の舞台地で活動できたことを嬉しく思っています。このブログを借りて、御礼申し上げます。
ペーパーでも書きましたが、11月下旬の1日は長野県ゆきを考えています。その中でもなつまち列車は、軽井沢ー小諸間はよく乗りますし、10日の午前中にも往復乗車しています。しかし、それ以北では戸倉までしか乗っていません。出来ることならば軽井沢or小諸-長野間をなつまち列車で乗ってみたいという想いがあります(篠ノ井までは良いけどね)。飯山線と併せて乗れたら本当は良いかな?って思っているんですが、その夢叶えたいなと正直思ってる所です。
2013/11/12
とある街中の収集とサンシャインでの聖地巡礼展
古典部のドライブが終わった翌日(3連休最終日)も、イベントがあったので参加しました。
どちらも都内で、1か所目は立川市は国営昭和記念公園で開催の『秋の楽市2013アニメイベント』にて『とある街中の収集(カードラリー)』に参加すること。そしてもう2つ目は豊島区は池袋のサンシャイン60階の展望台で、聖地巡礼展を開催しているので展望室の営業時間中に見学すること。
2足の草鞋を踏んでそうですが、立川-池袋間がそう遠くないので、楽に行けましたよ!
●『とある街中の収集(カードラリー)』in立川市『秋の楽市2013アニメイベント』
『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』の『とあるシリーズ』のキャラクターカードを街中で5つ集め、景品であるカレンダーを貰おう、という企画です。全部で8店舗あるんですが、時間に余裕があったので、8店舗まわってみました。
このイベントの魅力は無料でカード集めができること。
2日間でお金を使ってしまって、経済苦の中での立川来訪だったので、無料とはありがたいです。
カードといっても名刺のような紙の厚さで、なつまち小諸で配られてるような分厚さはありません。
国営昭和記念公園の内花みどり文化センターで専用のMAPを貰うと、下記のように歩き出します。
埼玉県の場合でも『あの花』がメインにになっており、実は火付けになった『らき☆すた』も無いんです。鉄道で言えば、西武鉄道つながり。どうなってるんだこりゃ?
『あの夏で待ってる』の長野県はここだけで、『おねがい☆シリーズ』や『サマーウォーズ』等探せばまだあるはずなのに、どういうことだろう?と疑問がぶくぶくと浮かび上がります。
どちらも都内で、1か所目は立川市は国営昭和記念公園で開催の『秋の楽市2013アニメイベント』にて『とある街中の収集(カードラリー)』に参加すること。そしてもう2つ目は豊島区は池袋のサンシャイン60階の展望台で、聖地巡礼展を開催しているので展望室の営業時間中に見学すること。
2足の草鞋を踏んでそうですが、立川-池袋間がそう遠くないので、楽に行けましたよ!
●『とある街中の収集(カードラリー)』in立川市『秋の楽市2013アニメイベント』
『とある魔術の禁書目録』『とある科学の超電磁砲』の『とあるシリーズ』のキャラクターカードを街中で5つ集め、景品であるカレンダーを貰おう、という企画です。全部で8店舗あるんですが、時間に余裕があったので、8店舗まわってみました。
このイベントの魅力は無料でカード集めができること。
2日間でお金を使ってしまって、経済苦の中での立川来訪だったので、無料とはありがたいです。
カードといっても名刺のような紙の厚さで、なつまち小諸で配られてるような分厚さはありません。
国営昭和記念公園の内花みどり文化センターで専用のMAPを貰うと、下記のように歩き出します。
(START)
信濃屋
↓
菊川園
↓
エルトレイン立川南口店
↓
【立川駅】
↓
アニメイト立川
↓
立川伊勢屋製菓
↓
【立川駅北口】
↓
エルトレインモノレール店
↓
【松屋/昼食】
↓
ホビーステーション×コトブキヤFC立川店
↓
オリオン書房ノルテ
(GOAL)
国営昭和記念公園を出て南西、南東、東、立川駅を挟んで北、北と進んでバスに乗って駅にまた戻る。あとは多摩モノレールに沿って3ヶ所を探して、オリオン書店に辿り着くって感じでしょうか?所用時間は食事を入れても2時間台でクリアーできている筈です(時間計るの忘れてた)?
ちなみにカレンダーはA3サイズで1年すべてと立川のイベントが書いてあるもの。絵柄は『超電磁砲』の最新絵柄を使ったもので、カレンダーとして使うにはちょっと小さいかもしれません。A4に折ってパウチングでもすれば、卓上カレンダーにもなるんじゃないかな?って思ったりもしています。
国営昭和記念公園の内花みどり文化センターでは、立川限定のとあるグッズがいくつか売られていたのですが、目的のクリアファイルがなんと2種類が完売!と一時はブルーな気持ちでしたが、立川伊勢屋製菓で完売物の2種類が買えて、また国営昭和記念公園の内花みどり文化センターで、新しいクリアファイルを買ってコンプリートさせています。
劇場版『とある魔術の禁書目録~エンデュミオンの奇跡~』が見てて楽しかったので、立川も最近歩き出した次第です。最近docomoのiPhone5sに機種変したので、dアニメストアが見れるようになり、テレビのとあるシリーズを見るということもできるようになりました。それでも、映画のBDまたはDVDは買えてませんので、来月を目途に初回限定盤をAmazonで狙ってみようと思います。
それにしても、久しぶりの国営昭和記念公園の内花みどり文化センターは面白い形の建物をしていました。展望用のエレベーター、もしくはエスカレーターであがると庭園になっており、更にはモノレールも見れるという憩いの場所。でも、それはほんの一部に過ぎず、更に進めば植物公園にもなっていて、土日になると無料のシャトルバスが園内を走るほど。ちなみにメインイベントである『秋の楽市』は産業祭みたいな感じかな?すべてを見ることが出来ませんでしたが、『まちづくり』のマンガ冊子を頂いて少し読んだのですが、これから住民サイドの地域振興の参考となりましたね。
時間を見つけて、また立川へ遊びに行きたいなって思っています。
(青梅とか羽村とかの辺りも最近行ってないもんなぁ……正直そこも対象かな?)
●池袋サンシャイン展望台inマンガアニメ聖地巡礼展
最近ようやく100km/hで走れるようになった中央線(快速)の青梅特快に乗り込み新宿へ、さらに埼京線で1駅の池袋へ向かいます。いつも池袋は病院行きの乗換駅なんですが、たまにの休日。ビックカメラ池袋本店やLAVI1日本総本店などの家電量販店、Round1のゲームセンターを見物しながらサンシャインcityに向かいます。
サンシャインも60階展望台へ上がるのは久しぶりかな?
休日3日目の午後でも、展望台行きの高速エレベーターはだいぶ混んでました。
大方のお客さまの目的は『進撃の巨人』展を見に行くことらしく、なんと展示品を見るのに1時間半はかかるそうで、目を回すぐらいの大人数でした。でも、『進撃の巨人』は実は全然見ておらず、まさかその週末『世界ふしぎ発見』でそのルーツを取り上げるというので驚いたものの、当日番組の録画を忘れていたといういい加減さ……ごめんなさい。
さて、目的の『マンガアニメ聖地巡礼展』は南東のお土産屋に近いスペースで開かれていました。
出ていた作品は
埼玉3つ…『あの日見た花の名前を僕達は知らない。』、『神様はじめました』、『ヤマノススメ』。
長野1つ…『あの夏で待ってる』
宮城3つ…『戦国BASARA』、『かんなぎ』、『がんばっぺ!ウェークアップガールズ』
の計7作品。
『あの夏で待ってる』の長野県はここだけで、『おねがい☆シリーズ』や『サマーウォーズ』等探せばまだあるはずなのに、どういうことだろう?と疑問がぶくぶくと浮かび上がります。
しかも宮城県の作品は大方仙台市がメインになっている作品で固められており、しかもウェークアップガールズはまだ放送開始前だというのに仙台を舞台宣言しちゃってパネル展示しています。いいのかねぇ……?
それぞれに聖地巡礼プロデューサーの柿崎俊道氏のコメントが並びます。どれも納得いくし、頷きましたが、それにしても聖地巡礼展にしては出展県が少ないし、もっと有名な作品が並べられてもおかしくない作品までもが無い。仙台メインにしても他県の作品とかもタイアップしても、本当は良かったんじゃないな?作品数が少ないお粗末な聖地巡礼展に思いました。もっとも、この情報源はなつまちおもてなしプロジェクトのTwitterで知ったことだったのですが、あまりにも聖地巡礼展の告知が限られた場所でしか見ることができなかったことも、痛いような気がします。あまりにもお粗末な展示会だった理由については、後に分かったことなんですが一応伏せます。
聖地巡礼展をやるんであれば、やっぱり様々なチャンネルを持ってる企画者と柵(しがらみ)がない団体とでやるべきだったのかな?って思います。
この展示会、11月の3連休中は池袋で行われるものの、12月25日~翌年1月13日は仙台市はさくら野百貨店で開催されるそうです。宮城県のご当地アニメとしては立地も良くなるし、百貨店で開催ということから限定グッズの販売環境も良くなるのでは?とは思いますけど、少なくとも東京では少しツメが甘い展示会だったように感じました。ある意味ガッカリだったかな、かな?
思ったよりも早い時間にサンシャインの展望台を降りることになりました。そして、東武や西武の百貨店も立寄らずJR改札をくぐり……山手線で上野まで出ることにしました。足はクタクタだったし、座って帰りたかったのですが、湘南新宿ラインではグリーン車であっても座ることが叶わないと思ったからでした。
良い意味でも悪い意味でも、今回のGABP'CTs活動は、ほろ苦い都内の散策だったかな?
古典部の作者講演と交流イベント(2日目・掛川加茂荘編)
ホテルドーミーインEXPRESS掛川で当日を迎えた氷菓イベントの日。
少し睡眠時間が足りなかった気もしますが、カーテンを開けると掛川城が見える部屋でした。このホテルに泊まった感想はトリップアドバイザーに書いておきましたのでそちらをご参照ください。ダメモトの飛び込み予約だったので少々高く付いちゃいましたが、掛川城に近い今年できたてホヤホヤの良い宿でした。
9:00にチェックアウトの後、30分高速で見れないところも多かったけど掛川城に登ってきました。
お城といっても大きなものではありませんが、最上階の展望は抜群で掛川を出発したこだま号を見てきました。そういえば、前年の氷菓イベント『私、加茂荘気になります。~HK240の集い~』の1日目に始発の電車で東京へ出て東海道新幹線で来たんですが、大雨で15分遅れになっちゃったんだよな~、で帰りは奇跡的にこだまなのにN700系新幹線で帰ってきた記憶を思い出します。詳しくはコチラで。
今の掛川だとアニメの『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』の舞台地になってるんですね。ウィキペディアを見ると、掛川市、炭火焼レストランさわやか、ヤマダ電機にローソンが協力している。掛川市のシンボルである掛川城も当然出てこなくちゃ~!ということかな?入場料支払の受付付近の掲示板に2枚、『勇しぶ』のポスターが飾ってありました。なんか、JTBのバスツアーで声優さんが20歳になるのを記念に、勇しぶ舞台地バスツアーも企画されてるとか?ぅゎー頑張ってるなぁ?
9:30、少し遅いですが原里の加茂花菖蒲園に向けて車を走らせます。30分以下でも直行で行けるのですが、自分は天竜浜名湖鉄道の桜木駅と原谷駅に立ち寄りながら……だったのは失敗で10時前ギリギリとなってしまいました。そういえば、HK240の集いの時も時間ギリギリだったような。
今回の氷菓イベントの特筆は、なんと76名の参加者がやってきたということでしょうか?
庄屋屋敷は村(集落)の役場という意味もある加茂荘ですから、溢れ出すことはなかったもののいつもこじんまりとした加茂荘とはちょっと違ったかな、とにかく人が多く、流れていくように家の中を案内されていきます。
おみやげも凄かったですよ!
まず、入場券。
前回のらぐほさんイラスト使用の氷菓イベント用特別入場券で領収証代わりになりました。
そして目玉は表面千反田さん、裏面は名物ふくろうのお姉さんが描かれている、同じくらぐほさんのオリジナルクリアファイルをGETしました。
ファンの方からもお土産を頂きました。
大学で機械工学の授業の一環で、制作した板彫りのカード。
ありがとうございます。
庄屋屋敷の原型は1階で2階は加茂さん宅になっています(増設したようです)。あばらその廊下を素通りし、大広間へ招待されました。加茂荘の当主さんの部屋はこの間案内して下さったことがあるのですが、今回は台所やら風呂の近くまで通っちゃって……ホント良かったのかな?
大広間で76名いる中で可能な人は自己紹介を、とマイクを順々に渡されて自己紹介。誰も言う人がいなかったので、自分からは庄屋弁当、庄屋料理が美味しかったことを勧めたら、専務の娘さんから説明が入りました(自家栽培の料理。江戸時代には武士とかにこの弁当を渡していったそうな)。今はお重が食えるそうですが、財布の中と予約忘れで庄屋料理を食うことが出来ませんでした。
その代わりのお昼が氷菓おにぎり(千反田さんが4話で握るおにぎり)と味噌汁(味噌も自家製)、しいたけの煮物(が、実は自分の皿には乗ってなかったので分けて貰った)、甘酒と黄粉のあえものとちょっと質素でした。特製のお皿ではなかったし……。後日、集合写真が欲しくてメールした所、配膳が行き届かなかったとありました。ちょっと考えたのが『庄屋弁当』みたいな箱型で出せたら、一気に配れるような気がしたんですが、いかがでしょう(で、庄屋弁当だったら本当に良かった)?
食事が終わり、時刻遅れてまた加茂宅プライベート空間を渡って大広間へ。
KADOKAWA公認の、氷菓第4話上演会がはじまりました。最初は特典映像で加茂荘をどう撮影されたかを紹介後、本編を流していきます。4話目は自分好きな話の1つで、千反田さん宅を忠実に描いている他、話し合い中の根拠出しと仮説、折木奉太郎であればまとめ推理で出される、説明アニメーションの凝りかたが大変気に入ってます。単に綺麗、泣ける、忠実といった京都アニメーションだけど、こうした説明の気合の入り方にも感心しちゃいます。その意味では19話目の『心当たりある者は』も説明アニメのオンパレード回でなんですよねぇ……。
もう1つ、実写で加茂荘をロケにした時代劇の映像を見せてくれました。どんな作品かは書けませんが、敢えて出してお話したいのは、加茂荘の部屋は桃山時代からの庄屋屋敷。時代劇の加茂荘はそのまま使え、玄関からも馬で駆けつけるシーンでは全く違和感無く加茂荘が背景としてマッチングしているんです。門から先の電線や新東名自動車道(出来てれば)とかはCGとかで上手に消しているんでしょうけど。
このあと更に高山から神山高校写真部の方が来られ、平成25年神山高校文化祭のレポートスライドショーも行われました。
9月8日、平成25年神山高校文化祭に加茂花菖蒲園も、このイベントに参加されていたそうですが、交換派遣よろしく9月の内容をざっくりと紹介されていました。自分のブログでは出来る限り見回せる範囲で書きましたが、中には部活参加で準備されていた方、遠方だったので文化祭まで参加できなかった方もいらっしゃるかと思います。とりあえず、自分もブログは書けていますので、良かったら下記リンクを参考にしてください。
少し睡眠時間が足りなかった気もしますが、カーテンを開けると掛川城が見える部屋でした。このホテルに泊まった感想はトリップアドバイザーに書いておきましたのでそちらをご参照ください。ダメモトの飛び込み予約だったので少々高く付いちゃいましたが、掛川城に近い今年できたてホヤホヤの良い宿でした。
9:00にチェックアウトの後、30分高速で見れないところも多かったけど掛川城に登ってきました。
お城といっても大きなものではありませんが、最上階の展望は抜群で掛川を出発したこだま号を見てきました。そういえば、前年の氷菓イベント『私、加茂荘気になります。~HK240の集い~』の1日目に始発の電車で東京へ出て東海道新幹線で来たんですが、大雨で15分遅れになっちゃったんだよな~、で帰りは奇跡的にこだまなのにN700系新幹線で帰ってきた記憶を思い出します。詳しくはコチラで。
今の掛川だとアニメの『勇者になれなかった俺はしぶしぶ就職を決意しました。』の舞台地になってるんですね。ウィキペディアを見ると、掛川市、炭火焼レストランさわやか、ヤマダ電機にローソンが協力している。掛川市のシンボルである掛川城も当然出てこなくちゃ~!ということかな?入場料支払の受付付近の掲示板に2枚、『勇しぶ』のポスターが飾ってありました。なんか、JTBのバスツアーで声優さんが20歳になるのを記念に、勇しぶ舞台地バスツアーも企画されてるとか?ぅゎー頑張ってるなぁ?
9:30、少し遅いですが原里の加茂花菖蒲園に向けて車を走らせます。30分以下でも直行で行けるのですが、自分は天竜浜名湖鉄道の桜木駅と原谷駅に立ち寄りながら……だったのは失敗で10時前ギリギリとなってしまいました。そういえば、HK240の集いの時も時間ギリギリだったような。
今回の氷菓イベントの特筆は、なんと76名の参加者がやってきたということでしょうか?
庄屋屋敷は村(集落)の役場という意味もある加茂荘ですから、溢れ出すことはなかったもののいつもこじんまりとした加茂荘とはちょっと違ったかな、とにかく人が多く、流れていくように家の中を案内されていきます。
おみやげも凄かったですよ!
まず、入場券。
前回のらぐほさんイラスト使用の氷菓イベント用特別入場券で領収証代わりになりました。
そして目玉は表面千反田さん、裏面は名物ふくろうのお姉さんが描かれている、同じくらぐほさんのオリジナルクリアファイルをGETしました。
ファンの方からもお土産を頂きました。
大学で機械工学の授業の一環で、制作した板彫りのカード。
ありがとうございます。
庄屋屋敷の原型は1階で2階は加茂さん宅になっています(増設したようです)。あばらその廊下を素通りし、大広間へ招待されました。加茂荘の当主さんの部屋はこの間案内して下さったことがあるのですが、今回は台所やら風呂の近くまで通っちゃって……ホント良かったのかな?
大広間で76名いる中で可能な人は自己紹介を、とマイクを順々に渡されて自己紹介。誰も言う人がいなかったので、自分からは庄屋弁当、庄屋料理が美味しかったことを勧めたら、専務の娘さんから説明が入りました(自家栽培の料理。江戸時代には武士とかにこの弁当を渡していったそうな)。今はお重が食えるそうですが、財布の中と予約忘れで庄屋料理を食うことが出来ませんでした。
その代わりのお昼が氷菓おにぎり(千反田さんが4話で握るおにぎり)と味噌汁(味噌も自家製)、しいたけの煮物(が、実は自分の皿には乗ってなかったので分けて貰った)、甘酒と黄粉のあえものとちょっと質素でした。特製のお皿ではなかったし……。後日、集合写真が欲しくてメールした所、配膳が行き届かなかったとありました。ちょっと考えたのが『庄屋弁当』みたいな箱型で出せたら、一気に配れるような気がしたんですが、いかがでしょう(で、庄屋弁当だったら本当に良かった)?
食事が終わり、時刻遅れてまた加茂宅プライベート空間を渡って大広間へ。
KADOKAWA公認の、氷菓第4話上演会がはじまりました。最初は特典映像で加茂荘をどう撮影されたかを紹介後、本編を流していきます。4話目は自分好きな話の1つで、千反田さん宅を忠実に描いている他、話し合い中の根拠出しと仮説、折木奉太郎であればまとめ推理で出される、説明アニメーションの凝りかたが大変気に入ってます。単に綺麗、泣ける、忠実といった京都アニメーションだけど、こうした説明の気合の入り方にも感心しちゃいます。その意味では19話目の『心当たりある者は』も説明アニメのオンパレード回でなんですよねぇ……。
もう1つ、実写で加茂荘をロケにした時代劇の映像を見せてくれました。どんな作品かは書けませんが、敢えて出してお話したいのは、加茂荘の部屋は桃山時代からの庄屋屋敷。時代劇の加茂荘はそのまま使え、玄関からも馬で駆けつけるシーンでは全く違和感無く加茂荘が背景としてマッチングしているんです。門から先の電線や新東名自動車道(出来てれば)とかはCGとかで上手に消しているんでしょうけど。
このあと更に高山から神山高校写真部の方が来られ、平成25年神山高校文化祭のレポートスライドショーも行われました。
9月8日、平成25年神山高校文化祭に加茂花菖蒲園も、このイベントに参加されていたそうですが、交換派遣よろしく9月の内容をざっくりと紹介されていました。自分のブログでは出来る限り見回せる範囲で書きましたが、中には部活参加で準備されていた方、遠方だったので文化祭まで参加できなかった方もいらっしゃるかと思います。とりあえず、自分もブログは書けていますので、良かったら下記リンクを参考にしてください。
これで一先ずのイベントが終わり、自由解散という形になったんですが……参加者の方にコスプレイヤーさんがいらっしゃり、神山高校の制服で千反田さんの恰好をしはじめたものだから、撮影会になってしまいました。レイヤーさんの後姿を撮影すると、意外に様になる。というよりも、千反田宅にやってきたなぁ、と自分は思いますね。友人に教えられて、最終話の『遠回りする雛』における加茂荘の撮影スポットも教えて貰いました。酒で大盛り上がりの宴会は、居心地が悪くて出てきた奉太郎の現場は、アニメでは池の方ではない縁側だったんですかぁ……(で、そこで推理がはじまるんです)。千反田宅を出て最終話に出てきた橋とその撮影地も教えてくれるということで、自分を含めお仲間7名、なりゆきで加茂荘を後にしました。
トイレの利用で温室の加茂花菖蒲園自慢のダイヤモンドリリーを見ることが出来たし、その思い出は濃いものになったけど、実は忘れたこともあります。庄屋料理が食えなかったこと、ノートの一筆も忘れました(本当はいつも書いてるんだけどな)。しかし、知り合ったコスプレイヤーさんがまた加茂荘でコスプレ撮影イベントをやろうというそうです。スケジュール合わせて、もしも参加して良ければ出来なかったことの穴埋めをしたいと思っています。
加茂荘を後にし、原田駅で友人を送っていった後も、友人に誘われ森町のお祭りを見てきました。
『遠州森の祭り』は小さな森の町内を大きな山車ではなく屋台が何台も引っ張り通し、舞妓さんという小学生ぐらいの女の子を迎える壮大なお祭りです。高山や秩父、栃木でで大きな山車が町中を回るお祭りはよくあることなんですが、森町は3ナンバーの車なら1台しか通れ無さそうな道をくねくねと走って行くんです。これが凄かった。18:00には屋台から舞妓さんを迎えてそれぞれの町まで送っていくのですが、その出発はなんと打ち上げ花火なんですよ!これは驚きました。友人はこのお祭りを誇りに思っていらっしゃり、これを見ることで1年が終わっていくんだそうです。
本当にいいところだったんですが、自分は帰宅時間もあったので18:30で森町を後にして、森掛川ICから新東名自動車道に乗り込みました。やっぱ、加茂花菖蒲園に行くには新東名の方が早いんですよね。東名自動車道ですと、掛川へ行くのにさえカーブらだけを覚え、時間がかかるように思いました。まっすぐに車線も増やした新東名のスピードマジックには驚かされます。が、そう思ってるのも新東名までで、東名に入れば大渋滞が待っていました。なので、予定してなかったんですが御殿場で降りて、富士五湖・中央・圏央道経由で帰宅。それでも大月-小仏トンネル間が動かないほどの大渋滞だったことは言うまでもありません(90分かかりました)。
でも、まぁ……事故なく2日間、氷菓の2大イベントは無事に終了しました。
ご参加の皆様、本当にお疲れ様でした。そして、ありがとうございました!!
古典部の作者講演と交流イベント(1日目・八王子中央大学編)
11月2日~3日は恐らく真の舞台探訪者だったら、広島県竹原市に出かけてたまゆらイベントを楽しむというのが本徳なのかと思ったんですが、自分はまだ探訪も出来てないのにイベントには行けないリスクと、3日掛川は加茂花菖蒲園内の加茂荘にて『氷菓』の交流イベントが行われるということで、コチラは優先していきたかったこともあり、ソチラを取ることにしました。
更にラッキーだったことに、その前、2日に東京都八王子市の中央大学で行われる第47回白門祭という学祭にて、氷菓(古典部シリーズ)の原作者である米澤穂信先生の講演会が行なわれることになりました。
各々日帰りで行って帰るか、それとも道が繋がっているのでクルマで行って泊りがけにするか、物凄く悩みましたが、翌日の加茂荘・氷菓イベントが10時スタートということで、今回泊まりを選びました。来週の小諸で行われる『あの夏で待ってる』イベントが土日連続でイベントがあり、宿泊必須だったこともあって苦渋の決断でしたが、掛川は昨年から日帰りで行って戻るのが通例なので、なかなか無いチャンスだと思い後者を選ぶことにしました。
圏央道あきる野ICを降り、八王子バイパスを経ると橋本駅に簡単に行けちゃうんです。そこから、京王相模原線・多摩モノレールを往復し中央大学に立ち寄ります。更にラッキーだったのが、圏央道が海老名から更に相模原まで延びて、相模原愛川ICから東名にそのまま乗れることも幸運でした。
(相模原愛川-高尾山まで延伸すると丁度半円の頂上まで全通することになります。頂上は桶川北本・白岡菖蒲の辺りなので、全通すると今後どんどん圏央道が便利になっていくんですが……)
大学のイベントに行くのは久々です。姉貴の大学に行ったきりかな?自分は大学には進まなかったので、中・高・大の文化祭の中では一番華やかだし、しっかりとしたものが見れてオッサン歳になった自分にはまだまだ大学の学祭は華やかに思うんです。中央大学の白門際はパンフレットを読む限り、漫画研究会やアニメーション研究会と趣味に合うイベントもあって、1日中参加できそうでしたが、翌日には奥 華子さんのライブも開催される素敵な大学イベントになりそうです。
模擬店が多かった学祭ですが、お昼は学食で食いました。ハンバーグとコロッケの鉄板での定食がなんと450円で食えたのは正直ありがたい話でした。
実は大学には午前中から入っていました。見学もしたかったのですが、今回の講演会では米澤先生のサイン会が行われ先着50名に著書を持参すればOKというもの。当日になって100人に増やしたそうですが、サイン欲しくて講演会場である8206号講義室に早くから群がってしまい、主催者側から蹴散らされました。そのおかげで昼飯も食えて、講演に望めた訳ですが……(蹴散らされてなければ、あのまま昼飯食えなかったでしょう)。
なんとかサイン券を貰える100人に入り、先生の講演を聞きます。サインの欲しい方は随分多く、瞬殺だったと聞きました。古典部シリーズのほかにも様々な著書を持ちますので、米澤穂信先生のファンだったら押しかけてくるんだろうなぁ。去年の今頃は国立の大学で講演会やってますし……。
14:00、いよいよ米澤穂信先生が講義室内に入り、講演スタート。
テーマは、『謎と小説―ミステリーができるまで』。
司会者と進めるパターンではなく、1人で壇上で講義するというはじめてのパターンだそうです。
でも、技術披露や組み方を話してもつまらないし、今後のこともあるというので、作家になるまでの経緯を踏んだうえでミステリーを作っていくものになりました。聴講者に問題(謎)を解かせるものではなく、どっちかといえば米澤穂信先生の人となりがわかるものでした。自分は氷菓で米澤作品に入った者ですが、前者のようなことをしてもまったくわからない(探偵になれない)ので、今回の講義方法が有難かったです。
家族のこと、書店員時代のこと、出版社との編集員のことなどを順に追ってお話されていますが、中でも出版社の編集者2名と米澤先生の三者面談が大変興味深かった。角川書店は当初スニーカー文庫ミステリー倶楽部にて古典部シリーズを出していたのですが、今でこそライトノベルでのミステリーはアリなのですが、立ち上げた当初はなかなか売るのが大変で、レーベルが消えてしまいました。その時「角川書店は米澤穂信を世に出せなくて申し訳ない」と引き下がったんだそうです。もう一方の出版社編集員は「これは米澤穂信を出さなくてはならない」という使命感があり、そちらで出してきたんだそうです。でも、角川書店側も「申し訳ない」と言いつつも、一般用の小説で古典部シリーズは復帰され、2012年のアニメ化でコミックともタイアップ。10年もかかったのか……頷きました。
今回の講演会で参考となった雑誌が、今回売切という本屋もあった小説・野性時代11月号。米澤穂信特集が講義内容と照合していくうちに「なるほど」と思いました。講義が無ければ谷川 流と佐藤聡美のインタビュー、あと古典部の新作短編である『長い休日』を楽しむだけで終わっていたかもしれません。
15:00からは質疑応答に入りました。
楽しくやりましょう!ということで、作品内容でわからないコトの質問が殆どだったかな?Twitterのことも触れている方もちらほらいたし(プリンターの戦い)、中高生に読ませたい米澤作品は?という質問も。氷菓が人気な一方で(そういえば、今年の大学入試に手作りチョコレート事件が国語の問題で取り上げられてたなぁ)、『さよなら妖精』や『追憶五断章』も高校生として読むにはおススメとも聞きました。
自分はどっちかといえば、コンテンツーリズムの研究をにわかにやっているので……
「本年の生きびな祭りに参加されたと聞いた。その随想を。見た当初と小説にしてとの味方の違いが、わたし、(物凄く)気になります!」
と質問してしました。
米澤先生の岐阜時代のライフワークで小説書いていた頃は家、学校、書店しか行き来することが無く、地域のお祭りを見ることが無かったんだそうです。そのため、この先東京に住むことになってからは自分の住む地域のお祭りに参加しようと決めたそうです。水無神社の宮司さんからも好印象を頂け、成長してみるお祭りには再発見するものがあるという返答でした。
質疑応答の方が時間の流れはあっという間に過ぎて講演会はお開きとなりました。
その後1時間半ぐらいかかってサイン会が行われました。
初サインだったので、自分は迷わず『氷菓』にサインを入れてもらいました。明日の交流会対策もあって、氷菓と野性時代は持ってきました(高山に行くときは古典部全ての本を持って行くけどねぇ……)。掛川編だと千反田宅が数割を登場するので『氷菓』にしました。『遠回りする雛』も考えたんだけど、やっぱデビュー作にこそサインをいれるべきだろうと思いました。筆記具は金、銀、黒が選べましたが金銀はインクの乗り次第では崩れてしまう恐れがあったので、ノーマルに黒にしました。入れて貰った場所は本書とびら入ってすぐの空白の場所。とびらが裏写りするけど、まぁ仕方が無いやね。
サインを頂いて講義室の外に出た時はもう夜の帳が降りていました。
行った道の往復帰りで橋本まで戻ります。
コインパーキングで1000円上限の駐車場に止めたので、滅多に行けない橋本ともあったので、夕飯を食って、最近の橋本界隈をぶらぶらと歩きました。印象強く残っているのはArio橋本かな?店舗内に駐車場も完備したタイプなので大きく作られていましたし、エレベーターも4ヶ所に3基づつ12台稼働してて、まだこの時代のArioは大きかったなぁと思うんです。埼玉では4ヶ所Arioがありますが、Ario西上尾は小さく平面駐車場の方が断然広く取ってあるのか、情けなく感じるんですよね。
20時前には橋本を経ち、先に掛川入りするので約2時間半の圏央・東名ドライブとなります。途中海の見える由比PAで休みましたが、夜じゃ全然意味がないですね……。22:30過ぎには掛川に入り、今年OPENのドーミーインEXPRESS掛川に宿泊しました。運転で疲れた時の無料で食える『夜泣きそば』が大変美味しかったです。
ホテル堪能をしているうちに日付が変わってしまいました。
いよいよ日曜日は加茂荘で氷菓イベントですが……そのレポートは次のエントリーで。
更にラッキーだったことに、その前、2日に東京都八王子市の中央大学で行われる第47回白門祭という学祭にて、氷菓(古典部シリーズ)の原作者である米澤穂信先生の講演会が行なわれることになりました。
各々日帰りで行って帰るか、それとも道が繋がっているのでクルマで行って泊りがけにするか、物凄く悩みましたが、翌日の加茂荘・氷菓イベントが10時スタートということで、今回泊まりを選びました。来週の小諸で行われる『あの夏で待ってる』イベントが土日連続でイベントがあり、宿泊必須だったこともあって苦渋の決断でしたが、掛川は昨年から日帰りで行って戻るのが通例なので、なかなか無いチャンスだと思い後者を選ぶことにしました。
圏央道あきる野ICを降り、八王子バイパスを経ると橋本駅に簡単に行けちゃうんです。そこから、京王相模原線・多摩モノレールを往復し中央大学に立ち寄ります。更にラッキーだったのが、圏央道が海老名から更に相模原まで延びて、相模原愛川ICから東名にそのまま乗れることも幸運でした。
(相模原愛川-高尾山まで延伸すると丁度半円の頂上まで全通することになります。頂上は桶川北本・白岡菖蒲の辺りなので、全通すると今後どんどん圏央道が便利になっていくんですが……)
大学のイベントに行くのは久々です。姉貴の大学に行ったきりかな?自分は大学には進まなかったので、中・高・大の文化祭の中では一番華やかだし、しっかりとしたものが見れてオッサン歳になった自分にはまだまだ大学の学祭は華やかに思うんです。中央大学の白門際はパンフレットを読む限り、漫画研究会やアニメーション研究会と趣味に合うイベントもあって、1日中参加できそうでしたが、翌日には奥 華子さんのライブも開催される素敵な大学イベントになりそうです。
模擬店が多かった学祭ですが、お昼は学食で食いました。ハンバーグとコロッケの鉄板での定食がなんと450円で食えたのは正直ありがたい話でした。
実は大学には午前中から入っていました。見学もしたかったのですが、今回の講演会では米澤先生のサイン会が行われ先着50名に著書を持参すればOKというもの。当日になって100人に増やしたそうですが、サイン欲しくて講演会場である8206号講義室に早くから群がってしまい、主催者側から蹴散らされました。そのおかげで昼飯も食えて、講演に望めた訳ですが……(蹴散らされてなければ、あのまま昼飯食えなかったでしょう)。
なんとかサイン券を貰える100人に入り、先生の講演を聞きます。サインの欲しい方は随分多く、瞬殺だったと聞きました。古典部シリーズのほかにも様々な著書を持ちますので、米澤穂信先生のファンだったら押しかけてくるんだろうなぁ。去年の今頃は国立の大学で講演会やってますし……。
14:00、いよいよ米澤穂信先生が講義室内に入り、講演スタート。
テーマは、『謎と小説―ミステリーができるまで』。
司会者と進めるパターンではなく、1人で壇上で講義するというはじめてのパターンだそうです。
でも、技術披露や組み方を話してもつまらないし、今後のこともあるというので、作家になるまでの経緯を踏んだうえでミステリーを作っていくものになりました。聴講者に問題(謎)を解かせるものではなく、どっちかといえば米澤穂信先生の人となりがわかるものでした。自分は氷菓で米澤作品に入った者ですが、前者のようなことをしてもまったくわからない(探偵になれない)ので、今回の講義方法が有難かったです。
家族のこと、書店員時代のこと、出版社との編集員のことなどを順に追ってお話されていますが、中でも出版社の編集者2名と米澤先生の三者面談が大変興味深かった。角川書店は当初スニーカー文庫ミステリー倶楽部にて古典部シリーズを出していたのですが、今でこそライトノベルでのミステリーはアリなのですが、立ち上げた当初はなかなか売るのが大変で、レーベルが消えてしまいました。その時「角川書店は米澤穂信を世に出せなくて申し訳ない」と引き下がったんだそうです。もう一方の出版社編集員は「これは米澤穂信を出さなくてはならない」という使命感があり、そちらで出してきたんだそうです。でも、角川書店側も「申し訳ない」と言いつつも、一般用の小説で古典部シリーズは復帰され、2012年のアニメ化でコミックともタイアップ。10年もかかったのか……頷きました。
今回の講演会で参考となった雑誌が、今回売切という本屋もあった小説・野性時代11月号。米澤穂信特集が講義内容と照合していくうちに「なるほど」と思いました。講義が無ければ谷川 流と佐藤聡美のインタビュー、あと古典部の新作短編である『長い休日』を楽しむだけで終わっていたかもしれません。
15:00からは質疑応答に入りました。
楽しくやりましょう!ということで、作品内容でわからないコトの質問が殆どだったかな?Twitterのことも触れている方もちらほらいたし(プリンターの戦い)、中高生に読ませたい米澤作品は?という質問も。氷菓が人気な一方で(そういえば、今年の大学入試に手作りチョコレート事件が国語の問題で取り上げられてたなぁ)、『さよなら妖精』や『追憶五断章』も高校生として読むにはおススメとも聞きました。
自分はどっちかといえば、コンテンツーリズムの研究をにわかにやっているので……
「本年の生きびな祭りに参加されたと聞いた。その随想を。見た当初と小説にしてとの味方の違いが、わたし、(物凄く)気になります!」
と質問してしました。
米澤先生の岐阜時代のライフワークで小説書いていた頃は家、学校、書店しか行き来することが無く、地域のお祭りを見ることが無かったんだそうです。そのため、この先東京に住むことになってからは自分の住む地域のお祭りに参加しようと決めたそうです。水無神社の宮司さんからも好印象を頂け、成長してみるお祭りには再発見するものがあるという返答でした。
質疑応答の方が時間の流れはあっという間に過ぎて講演会はお開きとなりました。
その後1時間半ぐらいかかってサイン会が行われました。
初サインだったので、自分は迷わず『氷菓』にサインを入れてもらいました。明日の交流会対策もあって、氷菓と野性時代は持ってきました(高山に行くときは古典部全ての本を持って行くけどねぇ……)。掛川編だと千反田宅が数割を登場するので『氷菓』にしました。『遠回りする雛』も考えたんだけど、やっぱデビュー作にこそサインをいれるべきだろうと思いました。筆記具は金、銀、黒が選べましたが金銀はインクの乗り次第では崩れてしまう恐れがあったので、ノーマルに黒にしました。入れて貰った場所は本書とびら入ってすぐの空白の場所。とびらが裏写りするけど、まぁ仕方が無いやね。
サインを頂いて講義室の外に出た時はもう夜の帳が降りていました。
行った道の往復帰りで橋本まで戻ります。
コインパーキングで1000円上限の駐車場に止めたので、滅多に行けない橋本ともあったので、夕飯を食って、最近の橋本界隈をぶらぶらと歩きました。印象強く残っているのはArio橋本かな?店舗内に駐車場も完備したタイプなので大きく作られていましたし、エレベーターも4ヶ所に3基づつ12台稼働してて、まだこの時代のArioは大きかったなぁと思うんです。埼玉では4ヶ所Arioがありますが、Ario西上尾は小さく平面駐車場の方が断然広く取ってあるのか、情けなく感じるんですよね。
20時前には橋本を経ち、先に掛川入りするので約2時間半の圏央・東名ドライブとなります。途中海の見える由比PAで休みましたが、夜じゃ全然意味がないですね……。22:30過ぎには掛川に入り、今年OPENのドーミーインEXPRESS掛川に宿泊しました。運転で疲れた時の無料で食える『夜泣きそば』が大変美味しかったです。
ホテル堪能をしているうちに日付が変わってしまいました。
いよいよ日曜日は加茂荘で氷菓イベントですが……そのレポートは次のエントリーで。
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