かねてより実行したかった、長野県小海町の小海高原美術館で開催の新海 誠展、11月3日に行って参りました。
新海 誠氏(と今は記します)は、minoriのPCゲーム『Wind-a breath of herat-』のムービーアニメーションで虜になってから、隅っこで応援を続けているアニメーション作家です。
ゲームムービーからはじまっていますが、監督としての作品である『ほしのこえ』はDVDでとなってますが、以降『雲の向こう、約束の場所』『秒速5センチメートル』では上演開始日に見に行っていました。
『星を追う子ども』では舞台挨拶でパンフレットにサインを頂きました。
物語をどれだけ理解しているかはわかりませんけど、表現技法や背景は大好きで、出来る限りの応援を続けて行っている経緯です。
寒くなって冬支度しないとヤバそうな気温でしたが、その分空気が澄んでいて外の写真を撮るのは素敵な日中でしたね。
小海高原美術館ははじめてではなく、2009年に小海ゆかりのアーティスト展でも新海誠監督も参加された時が初来訪になりますが……3年も小海高原美術館に行っていなかったんですねぇ(ぉぃ)。
ちなみに、折角の小海であり小海線でしたので、キハE200系ハイブリッドディーゼルカーに乗ってきました。
佐久市は中込にクルマを置いて中込-小諸間、小諸-小海間です。
外見からは何回か撮影とかで使っていますが、実際の乗車は5年ぐらいは開けていたかと……。
キハE200系は新海監督の作品だと、信濃毎日新聞のアニメCMでも登場された列車であり、新型ながら思い出深い車両になっています。
室内はJR東の新都市型車両お得意の固い座席ですが、最近シートカバーにキャラクターシートカバーが取り付けられました。
一般列車、料金不要車でシートカバーを作ることなんて稀有だし、新都市片持ボックスでシートカバーというのは……観光路線の良心だったか!と驚いてしまいましたね。
特に馬流-小海間がCMロケ地なので、あのお父さんのようになってハイブリッドディーゼルカーを楽しんでいました。
美術展では、4映画のコンテやロケハン映像が紹介されたり、『きみを守るためにぼくは夢をみる(白倉由美・著/星海社文庫)』のイラストや挿絵の展示がされていました。
『星を追う子ども』のロケハンが小海だったんですかぁ……。
パンフに新海監督のご両親がスポットの協力をされているとあったのですが、『星を追う子ども』本編を見ただけでは、ここ舞台なの?と思えるほどでした。
何しろ映画で見えたのは昭和は中ほどの地方都市、それも『ひぐらしのなく頃に』が1983年なんですが、それよりももっと前の時代に見えたんです。
小海にもっと昔を語らせるスポット、あったんですねぇ……驚きました。
まもなく冬に入って、舞台地探しは出来なくなると思います。
『あの夏で待ってる』の小諸応援の合間を縫って探してみようと思います。
ちなみに『なつまち』が出てきたので余談を。
長野県の東側のサブカルチャー応援としては、上田市が一生懸命だし小諸市も『なつまち』あって凄いことになっていますが、自分には小海の新海 誠監督応援も大事な観光財産になっています。
今回新海 誠展の開催は、『なつまち』応援の時期にある中で開催になったことを幸運であると共に、感謝をささげたいものです。
『なつまち』というと、大町・木崎湖の『おねがい☆』だったり小山田いく先生の『すくらっぷ・ぶっく』ってイメージがありますが、小海線で見た場合や、長野県の東側でのサブカルチャーを見つけることを考えるとなると、新海監督の作品も自分には忘れてはいけないファクターになるんですよね。
そういった意味では早くに美術館行きを決めるべきでしたが、病気やスケジュールが上手にいかなく、もうじき展示が終わるこんな日になってしまったことには、ちょっと後悔も……。
ところで『ほしのこえ』は上演されてから10周年経過するんですね。
(おねがい☆も10周年なんだけどさっ)
8月に10周年記念同人誌『ほしから星へ』が発売されるのを知っていたのですが、色々あって入手さえできてませんでしたが、今回の新海 誠展でようやっと買うことが出来ました。
知り合いの投稿があったり、無論新海監督や音楽の天門先生のインタビューもあって、懐かしさや何も知らないで生きてきた後悔などが出てきます。
携帯電話もこの間進化したんですもんね。
ノボルくんが使っていたIDOのケータイは既に停波しちゃって、今や林檎の平べったい電話が大フィーバーする時代になりました。
(そういえば『古典部・氷菓』もそうでしたね。里志や摩耶花が持つ携帯電話はいくつもの進化を遂げたものが使われてるんだった。データベースを名乗る里志のアニメ上の電話機が、既に林檎の平べったいアレだし)
『ほしのこえ』、コンテ本に付いてきた、オリジナル音声版のみのDVDなら持っています。
もう1回BD対応の再生機(今のVAIOもBD見れます)で見たら、どんな印象を持つのだろう……。
近々探して見てみようと思っています。
最後に遅い昼飯に、美術館併設のカフェにて、信州牛のワインソース煮を食ってきました。
本来共通券で600円で美術館入場と300円の飲み物が付いてくるというので、紅茶を頂きましたが……朝小諸で『なつまち』のサンドイッチを食って以降、何も飲み食いしていなかったんで、この際だから遅い昼飯にしました。
メインの信州牛は本当に美味しかったのですが、オーナーさんが大変親切で、「腹ペコ」と申したら、色々サービスして頂けました。
お赤飯じゃない赤いご飯、Kishiには今でも頭に思い浮かぶチカラメシでした。
お蔭様で20時の帰宅までお腹が持ちました。
ありがとうございました~!!
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