2012/06/19

千反田さん家に行こう!

5月23日付部活の予定の1つを、6月17日(日)やってきました。

これにより、『氷菓』の舞台地巡り……GABP'CTsで展開するならこの旅行は『古典部の旅路』にしましょうか?……キックオフと相成りました。

メインの舞台地は岐阜県高山市や飛騨一帯と認識していますが、まず先にヒロインで古典部長の千反田えるの生家は、モデル地の時期がちょうどいいこと、距離的に高山と分けておいた方が色々楽だったためです。後者の理由は地理的に遠いという意味合いもありますが、交通網でも一緒にやるとややこしいことになることがあったんです。

千反田さん家のモデルになっている加茂壮・加茂花菖蒲園は、静岡県掛川市の北側、もう少し行くと森町に入りそうなトコロにあります。誰もが思ってることは省きますが、幸運なことに加茂花菖蒲園は新東名自動車道の森掛川ICを降りれば5分。鉄道でも文化財豊富な天竜浜名湖鉄道の原田駅が少し歩きますが最寄駅。初来訪で交通好きな自分だと、濫用ながらこれは分けて行ってもいいだろうな、と思ったわけです。

はじめての新東名自動車道なんで、少し綴っておきます。

凄い走りやすい!

山間を走りますが勾配が無いので、好きなスピードを維持出来ます。

しかも3車線が一部区間ながらも点在してて、すっぽり囲んだトンネルの中もLEDだったのか他の自動車道よりも目にやさしく、そして明るかったことが印象強かったです。

料金所が全部無人というのは承知してましたが、逆に覆面パトカーが取締りをしているそうで、1台連れて行かれるのを見ました。スピード違反ならともかく、追越車線を必要と走ってたら、長距離になって捕まったというオチは避けたいところです。

またハイウェイラジオも2分刻みと情報更新が早く、繋ぎ音声合成ではなく1からの音声合成に聞こえたように思えた点も斬新でした。

加茂花菖蒲園は今が菖蒲と紫陽花の花が見ごろだそうで、昨日の雨から一気に晴れたこの日は、物凄い人の数です。



入口からだと、どこまで続くの?というくらいの広さで、端っこまで行くのは時間の都合上できませんでした。

さて、千反田家モデルの加茂荘。

玄関から屋敷内は忠実に描かれています。





池付の庭は実際は狭いように見えるものの、錦鯉と鴨が仲良くしてました。



逆に台所がめちゃくちゃ広く、土間ではかまどに火をくべてました。
(お米でも炊くのかと思ったら、お湯を沸かしているんだそうです)


かまどの炊き出しというのはあまり見たことが無かったので斬新でした。

お米といえば…そうだ!千反田さんのおにぎり、再現されて売ってますよ!


原作では表現が無いので、『氷菓おにぎり』。

朝から握り飯を食ってましたが、これが一番おいしかったです。

あっという間に見学は2時間経ってしまいました。

加茂花菖蒲園を出ると天竜浜名湖鉄道の遠州森駅にクルマをとめて、列車の旅を味わってきました。

遠州森駅も大変古い駅だそうですが、天浜線沿線各所に古い駅舎が点在し、クルマでも車内でも楽しめるなと思います。



ただ、天竜二俣駅の転車台と扇車庫には時間が遅く立ち寄ることが出来ませんでした。

赤い遠州鉄道もご縁が無かったので、次回の課題にしますか。

浜名湖の北側を走ることもあって、海っぽく見えるところもいいですね。

加茂花菖蒲園と天竜浜名湖鉄道巡りというのも乙かもしれません。

ちなみに見ごろを終えてからの加茂花菖蒲園ってどうなるんだろう?

もう今年は加茂荘に入れないってことは無いのかな、かな?

高山地区も今年中に巡ってこようと思っています。
(『正体見たり』のモデルになった旅館も気になります!現地の旅館はサービスやるとかで……)

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