また文章からの掲載で申し訳ございません。
今週中には写真を入れて完成させますので!
9月30日(土)の15時からの『古典部ユーストリーム』開始と共に、今度はクルマで『氷菓』スポットドライブに切り替えます。
クルマと自転車をフレキシブルに交換できるというのも、フォーシーズンの魅力ですね。
(有料な挙句、出し入れが利かないホテルもありますからね)
乗車時間は短いですが、まず最初にやってきたのは、高山市立図書館『煥章館』です。
明治時代建築物を彷彿させる近代的建築な外観でできております。
本編18話目『連邦は晴れているか』の神山図書館モデルでも使われ、アニメでは折木奉太郎自身の疑問を解くために、千反田えるとやってきます。一方、原作小説は雑誌連載のまま単行本等に収録されていません。ソロであった場合とデートで会った場合の心の在処を見れる話になっています。
図書館内は館内ディテールも職員も忠実に再現されています。
階段、本棚、カウンターにソファーなどが、奉太郎たちとの共有を覚えたし、近代文学館が併設されていて高山ゆかりの書家たちの歴史展示や瀧井孝作なんかは書斎も再現されているんです。ここまで文学に凝った図書館は見たことが無かったかもしれません……。
館内は撮影禁止ですが、当時撮影許可申請は出来るそうで、許可を取りたいと言わずどんなケースなら撮影が大丈夫か交渉してみました。建築物の研究であれば大丈夫で、その際組織人・個人という制約で許可の可否が変わることはありません。建物内デザイン研究のためとして、許諾申請書を書きました。当然Webでの掲載はできません。また、撮影の際注意を受けたのは人物が映らないようにとのことで、図書館で働く人も個人情報遵守には厳格な注意を払うと説明を受けました。許可を受けて撮るというのは大きな制約がつくものだと知る意味でも、1つ体験したものとして記載しておきます。
また、煥章館は展望台も設けてあるんですねぇ……。もともとは高台にあるところでしたから、荘川や白川郷(ひ×らし)方面の風景が綺麗でした。夜、もし行ける機会が(ないか…)あれば見に行ってみたいスポットではありますね。
素敵な図書館でした。未来的な図書館はいくつも見ますが、近代をデザインしたいまどき合わせの図書館というのは珍しいものです。
続いて向かったのは荒楠神社モデルの日枝神社に向かいます。
荒楠神社といえば十文字かほさん……千反田さんの家絡みの友人で、20話目『あきましておめでとう』では、奉太郎が凶を引くわ、その影響か千反田さんと納屋に閉じ込められるわ、さんざんでした。巫女バイトの摩耶花に「見るな」と罵られ、かほさんからは「つまらないもの」と余計なことを言ったがために、「つまらないものはいらない」ってかほさんに……。散々無残な奉太郎に、何故か「てへぺろ(・ω<)」ギャグには、シニカル殺しで驚きを隠せませんでした。
日枝神社は随分と奥に広いというよりは、横に広くて2つの門があるんですね。
そのうちの1つを『あきおめ』で、そしてもう1つを前半OPで歩く古典部員が通っています。
あ、後半OPで出た軽トラあっという間に見つかりましたよ。
だいぶ大きな神社だったんですが、実は地理的には日枝神社は折木宅の八軒町とは近くなんですよね。
(知里検証のみだと、かほさんは鏑矢中に通っているって推測が立つんですが……会ってても知らん顔か?)
そして、今度こそ車が必要になるスポットへ向かいます。
クルマを使って10分南下した飛騨一宮に水無神社という神社があります。
高山本線からも行けないことはないのですが、本数は遥かに減り時間計画をきっちり立てないと、列車の移動はキツいです。
最終22話目『遠回りする雛』で、4月初に行なわれる生き雛祭りにお雛様な千反田さんに奉太郎が傘持ちを依頼されますが、ここには千反田さんの世界、福部里志や伊原摩耶花の気持ちなどを描いたお話で、小説アニメ共に一番印象深く残っているお話です。
飛騨一宮水無神社の生き雛祭りは実在で行なわれいて、劇中でもちょこんと書かれたお内裏様とお雛様のなりきり看板が置いてあります。
1つだけ、奉太郎たちが準備に入った事務所がどこにあるかわかりませんでしたが、境内は大方この通りなんだなって意識しました。
絵馬も気にしてたら千反田さんの絵を発見!
しかも、コミックのタスクオーナ先生の絵馬!!?
先生、いつのまに神山取材に来られていたんですか?
そこだけの為に来るのも寂しいので飛騨一宮駅も立ち寄ります。
ちょっと早めに入れば普通列車を見ることも出来たんですね。
でも、飛騨一宮駅で列車を取るなら春に線路と共に桜を撮るというスポットを見つけました。
写真撮影するにはもってこいかもしれません。
それにしても、回れる範囲で回ってみたのですが……やっぱ生き雛たちのルートってどこを歩いているんだろう?
一宮の宮川沿いを考えたのですが、橋が大きいんですよね。
小さな川と2つの橋に合った立地条件ってどこなんでしょう?
「わたし、気になります!」
一宮を後にして高山市街地に戻ったところで、夜の帳が降りました。
なんかフレキシブルで、凄い濃厚な2日目でしたね。
夕飯を食いますが、丁度フォーシーズン近くの広場で、『YEG祭』というお祭りが開かれているのに気付いて、どんなもんかと見に行きながら夕飯を食いました。
高山商工会議所青年部企画のお祭りで、国体選手の挨拶からカクテルショーを楽しみつつ、飛騨牛丼にみたらしだんご10本、トマト入り地鶏焼き鳥なんかを食って、斐太高校豚汁の埋め合わせをしてきました(それ違うだろ!?)。
飛騨牛すき丼を注文した屋台で『氷菓』と話したら……
「私達、本当なら弁当販売をしてて、10月21日の神山高校文化祭でお弁当を出す計画なんです」
氷菓で弁当?ほぉ、すごいねぇ!
実は自分はじめて高山を訪れた2003年11月、後にした特急ひだ号で食った飛騨牛弁当を食ったところもここだと知りました。
ひもを引っ張ると物凄い蒸気で温める弁当を買って食ったんですよねぇ……。
当時はその仕組みを知りたくて、食い終えると温める装置の中身を分解したりしたような、ないような……ww。
総額1500円相当の夕飯でしたが、満腹になりました。
(覚えていれば、2006年にひ×らしドライブで高山へ寄った時、5000円もする飛騨牛ステーキを食った気がします。更に家族に土産で飛騨牛買ってきたって思い出しましたね)
これでもホテルに完全に入ったのは21時前のことでした。
ユーストリームも部屋でゆっくり見まして、なんか『氷菓まちおこし』の槌音が聞こえてくるような、パイナップルサンドでのトークを聞かせて頂きました。
いよいよ次は、宮川沿いを中心に2日目、3日目で訪れた沿岸を歩いた記録を書いていきたいと思います。
0 件のコメント:
コメントを投稿