2013/01/31

2013年の初小諸

1月26・27日の1泊2日にて、『あの夏で待ってる』の舞台地である長野県小諸市で、ファン同士の集会があって参加させて頂きました。

ファンミーティングはあまり書きませんが、今年はじめての小諸来訪であること、去年の小諸来訪で記せなかったこともあり、今回記すことにしました。

今回のファンミーティングは小諸を舞台にした、アニメやコミックのファン同士が集いあうというもの。去年の今頃こそ『あの夏で待ってる』を期待しながら見ていたものですが、実はこの作品以前に『すくらっぷ・ブック』をはじめとする小諸ゆかりの漫画家・小山田いく先生ファン同士の集会が行われていたというのは、このブログで書きそびれていました。小諸のサブカルチャーは大町・木崎湖や上田、小海といった土地だけでつながるリレーをしているのではなく、時間をもリレーしてつながっているともいえます。自分は小山田いく先生の作品をというと、コミュニティバスやそば七などで飾られる絵や絵葉書ぐらいしか知っておらず、『すくらっぷ・ブック』もようやっと1巻目を宿泊先で読めました。しかし読んで魅力を共感できるのは、もっと先になりそうですが。

小諸入り前に、佐久市の岩村田商店街を再訪問して、小諸市に入りました。

『さくデ。』の思い出が強かったし、もう1回三月九日青春食堂で昼飯を食っておきたいと思ったんですよね。

今日は豚丼とうどんのセットでした。
商店街には2店舗個人経営の電気屋さんがあるんですが、今は懐かしいナショナル坊や(?)を見つけちゃいました。今じゃ見ないぜ……それ以上に家電量販店が多すぎて、Panasonicぐらいしかメーカー個人店を見かけなくなりましたし。

佐久から小諸へ走りますが、商店街を散策していた時から雪が降りました。夏タイヤしか持ってないので雪道は危ない自分のクルマですが、雪かきが徹底されているし、アスファルトもゴツゴツしているのが凍結防止対策になっているのでしょうか?スリップも無く佐久・小諸の道を走れています。この日の夜間は雪が降り、粉パウダーな雪が降ったのに安全に走れて、奇跡かな?って思ったほどです。

今回は小諸駅とは反対側、懐古園の近くにある民宿『懐古苑』に車をとめます。

『懐古苑』こそ小山田先生のファンが集い語り合うのに使われる定番の宿、と聞いているのですが……去年は全くご縁が無く初宿泊となります。

開催前、いびきで迷惑かけるから別のホテルにしようかと考えても考えていたんですけど、告白したら別部屋にして頂きありがたいと思いました。

部屋は小さいけど、こたつとストーブが各部屋にあり暖を取るには十分なお部屋でした。
(朝起きて1時間ほど使わせて頂きました。日曜8:00の『小さな旅』を見てるとほのぼのするんだよねぇ)

冬の小諸ですが、お伝えしてます通り『なつまちおもてなしプロジェクト』は冬季休業……ですが、舞台地巡りの小諸観光される方も多いそうで、観光案内所が小さな『おもてなしサロン冬季出張所』の役割を果たしています。

ガチャ自販機と資料などが揃っていますが、ノートは観光案内所のものを代用しています。
(ボードはやっぱ無かったか)

2回ほど自家焙煎こもろにて珈琲なりダイナマイトドリンク、あのサンドとパスタなんぞ頂いていますが、12月1日から本日までのノートを読む限りでも記録が多く残されていましたねぇ……。

そしてこんな集会だからこそ冬の小諸を見れて良かったと思ったのは、白い浅間山……。

夏もいいけど、冬もまたいいものですねぇ……。

夕刻には皆さんで『布引温泉あぐりの湯・こもろ』にも行ってきました。
小諸で温泉というのも複数回小諸に行ってても経験が無いというんだから、情けない限りで……今年こそは東側のケーブルカーで行く菱野温泉に泊まりたいです。

夕飯は懐古苑特製の鍋をみんなで頂き、のんびりと宴会へ。

『なつまち』BD1&6巻と『おねがい☆』シリーズのBD-BOX、新海監督作品のソフトを持ってきましたが、なつまちとおねがい☆ティーチャーのBDが活かされたようで、持って来て正解だったと思います。他にも宇宙戦艦ヤマト2199、TARI TARI、たまこまーけっと……皆さんが持ってきたBDが懐古苑で流れます。

丁度開催日直前には『なつまち』ファンブックも発売され、持っていきましたが、これもみんなで回し読みされていて嬉しかったねぇ……。

ちなみに開催前日には新宿駅南口にて、北国街道400周年記念ポスターを見てきました。
中央線といっても、特急ホームではなく、近距離の下り快速ホーム付近で見かけるというのがなんか残念な気もしますが、イラストを間近で見れた時は1ファンとして『よしっ!』とこぶしを固めたものでした!

宴会も翌12:00で終わりといいつつも、その時間はあっという間でした。

そうそう、佐久といっても佐久平からかなーり離れた百沢地区にも『なつまち』スポットがあるのを今回の会合で知りました。

場所的にはここで間違いないでしょうか?
松本へ行くのに、この近くの国道をよく使いますが、これは本当に意外でしたね。

出来れば皆様ともう少し居たかったのですが、残念ながら午後から埼玉はあのはな・秩父での約束があり、13:00に佐久・小諸を後にしました。

あっという間の楽しい時間をありがとうございました。

2013/01/14

いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!台場歩記

12月からはじめたPCゲーム『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!(いま妹!)』ですが、1月4日にすべてクリアーしました。

舞台地散歩の続きを……と思っていたんですが、1月13日(土)に主人公たちが通う『朝岡学園』という学校のモデルになる『洗場(あらいば)』こと東京都港区台場と江東区青海周辺を歩いてきました。

なおこのブログではタイトル通り東京都港区台場でまとめます。

台場といえばフジテレビ、DECKS、アクアシティお台場などの有名スポットの多い地名です。

恐らくコミックマーケット等で新交通ゆりかもめを使われている皆様でしたら、親近感を覚えるかと思います。ゆりかもめで芝浦ふ頭を出ると、『スペクトラルブリッジ』ことレインボーブリッジを渡り臨海副都心に入ります。最初の駅がお台場海浜公園となりますが、朝岡学園生徒には『洗場海浜公園』下車となるのでしょう。
本編やミニストーリーでヒロインの1人である茂森真央が、優先席を譲らないオロカモノと剣で対峙するトラブルが起きた現場がこの改札付近。ゆりかもめの駅は多くの駅で、駅集中管理システムで無人化できるようになってますが、居住区と有名スポット多数の駅ではあるので有人になっていることが多いです。

お台場海浜公園駅よりこの北側一帯だけ住宅区になっています。勿論人が住むってことはこどもたちの学校があって然りですが、これが幼稚園併設の小中一貫校でまとめてお台場学園と学校名になっていますが、私立ではなく港区立の学校です。公立学校で学園…珍しいけど探せばあるんでしょうね。

集合住宅区をくぐりますが、その先を出ればお台場海浜公園です。

朝岡学園生たちが海岸を歩いて通学出来る楽しさをうなずけます。

この学校を超えるとレインボーブリッジを徒歩で歩ける通路に出ますが、今回は公園内を更に行った四角い石垣で出来た島の方に歩くことにします。

この公園は台場公園(第三台場史蹟公園)といい、江戸末期ペリー黒船来航に備えて、火薬庫・玉薬置所などの跡や船着場跡があり、砲台の跡などが残っていることから国の史跡に認定されている公園です。

邪推になるかもしれませんが、Kishiは台場公園が朝岡学園の立地先と考えています。

公式には「ここがそうだ」とはなっていませんが、立地仮説は立てられます。

  • 学園全景の絵をプレビューブックで見た限り、石垣と松の木は囲まれたように立地されていること
  • テラスモデルになるレインボーブリッジが見える西側で撮影した所、その角度がゲームのCGと合っていること(下記写真がその理由なんですが……)


それにしても、高藤学園は小松川公園や木場公園、朝岡学園は台場公園……実際の学校ではなく公園に立地させることでイベントをさせやすくしてるんでしょうかね?ちなみにデートスポットになるショッピングモールに実際歩いても、青海まで15~20分前後、アクアシティでも15分と随分と行きやすい所にありますもんねぇ……。古典部・氷菓の言葉で申せば、学園・高校生活を薔薇色・灰色の謳歌を確立させるんでしょうけどね(ただし『いま妹!』では家族の絆が影のテーマでもあるんですけど)。

台場歩記はとりあえず一先ずこれまでとします。

ゆりかもめ沿線を歩くことが久々だったのか、交通手段が最近また豊富になりましたね。

ゆりかもめ、都バス、台場と青海地域を巡回する無料シャトルバス、そして劇中でも水上バスが登場していますけど、江東区ではICカードで決済するレンタルサイクルが1年間限定の試験運用がはじまってますし、2階建てバスの2階部が屋根なしになってて、そのバスが1時間おきに巡回していることを知りました。

で、港区では台場から田町・品川駅をレインボーブリッジを渡ってダイレクトアクセスできる、『お台場レインボーバス』ってバスが2012年から走り出していたんですかぁ……。
不思議なバスだったので帰り際、田町駅まで試乗してみました。

住民会、区、バス会社が一体となって出してはいるんですけど、バスの運行担当はケイエム観光。
(タクシーでよく聞く会社ですが、バスも積極的に豪華なバスを出していたんですねぇ……)

バス料金は200円。1日・回数・定期券はありますが、Suica等のICカードが使えません(なのに17日からdocomoのIDが利用できるってどうしてだ?)。

ちなみにゆりかもめで新橋-台場で310円と若干は割安なんですが、運行本数は雀の涙ほどしかない圧倒的な本数にまだまだ軍配は上がらざるを得ない状況ですよね(コミュニティバスという扱いなんでしょうね)。

フジテレビアナウンサーが基本的な車内放送を担当しており、最後田町駅到着には「ご案内はフジテレビアナウンサー、川端健嗣でした。またお台場レインボーバスで会いましょう」と結ばれたのも印象強いです(川端アナウンサー、昔平成教育委員会でよく見てたなぁ……)。

青海編は上述のレンタルサイクルを体験した後に綴る予定ですのでお待ちください。

2013/01/07

遅い謹賀新年

大変遅くなりましたが、新年のご挨拶を申し上げます。
本来このブログは、筆者の生活状況を書き残すものではなく、ゲームやアニメといった物語やご当地パブキャラが活躍する舞台地へ行って、思ったことを書き綴るというものですが、31日以降何も書いていないのも難でしたので、意趣返しになるかと思いますが綴ってみようと思います。

■病気正月でした。
2012年の正月はそれこそ、あのはなの秩父でオールナイトをし、翌日は鷲宮へ、そして成人の日はたまゆらメイン舞台地の広島は竹原に出かけ……ブログを立ち上げるきっかけになった年でした。

が、今年は風邪の流行によって一切が阻まれました。

人に喋り言葉で説明するのなら、『風邪が環状してて、おなかを壊す→胃の調子が悪くなる→咳込む→なおる→おなかを壊す……』という順で、『なおる』で降りれない。降りようとすると阻まれてしまう状況になってるんですね。

さすがに3度目の危惧を覚えた12月31日は寒さが圧して怖くなり、本来『あのはな』の秩父で過すカウントダウンも病気でダウンとなってしまいました。

そこで今年の正月は全休とし、家として出なくてはいけない会合も含めて欠席しました。

家族でも風邪をひいてる者がおり、比較的稀有な家族で病気正月になりましたが、更に活動モチベーションが下がることとしてその家族が風邪と共に2度目の脳梗塞で入院という事態が執筆2日前起き、成人の日3連休も、うかうか出来ない状況でおります。

何やら不安なスタートを切ることになってしまいました。
(1月1日、秩父でカウントダウンをされた際にKishiがいないと思ってこれを見られた方、この状況につき欠席しましたことを、ご説明と共にお詫び申し上げます)

■『いま妹!』と『ほぼ日』
仕事は4日よりはじまって出ましたので、尾を引くことには事実上なりませんでした。

2日から少し体調が良くなって、『いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたい!』を再開しました。

世間は休日、交通も休日なんですが、暦は平日なんで『平日を中心にやる』と反しないと判断したものですが、やっぱ時間が出来るから年末までに2ヒロイン、でグレーな正月年始中に2ヒロインクリアーし、すべてクリアーしました(というより、読了という方が良いのかも知れません)。

詳しく感想などは述べませんが、Amazonレビューで酷評が多いし執筆当時の発売価格も3割以上値引きされていますので、「ハズレくじを引いた」「世間一般は酷評」と悲観的な作品印象を持つのかと思ったら、そうでも無くて、重い社会問題も垣間見れた素敵な作品で自分としては楽しめました。

昨年申し上げました通り、『ほぼ日手帳』を買い、使いはじめましたが、年末年始は書きスペースも中途半端になるので、その間を『いま妹』メモに充てることにしました。

出るかわからないファンブックにも載らないキャラクターの気付いたことを書いてみることにしたんです。

メモることで『いま妹!』の楽しみ方が違ってきて、更にもう1回トリップマーキングすることことで『いま妹!』世界観をもっと楽しむことができるんじゃないかな……(ってグローバルじゃないよな)??

本来の使い方とは逸脱しそうですが、そうでもしないといつまでたっても意味もしない真っ白なページになってしまうと思いましてね……。
(手帳を使うと思っても、3日以上坊主で、紛失したりするもんだから、真っ白なまま終わってしまうこともあるんです。その意味では携帯電話やスマホのスケジュールアプリを使い続けていた理由にはなります)

ほぼ日手帳を試してみて、原則使用は小さなメモや、列車で移動のスケジュールなどを書いていこうと思うし、時刻付なら何をやったかを書き留めておく。でも、空いたときは作品忘備録や旅行メモにしてみようとか考えています。何しろ1日1ページ使えます。何を書き残せばいいのかわかりません。ただ向かないことがあるとすれば、会・講義演等のといった大量の枚数を使うと事が予定されたメモには手帳は向かないのでしょう。

いまどきEvernoteといったネットで共有するデジタルノートがある中で、紙メモというのも気が引けますが、歳と心境次第では『ほぼ日手帳』というのもいいのかもしれません。

出来れば今年は手帳を真っ黒にして、GABPCT'sを楽しみたいです。

■今後のGABP'CTs

・あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。at秩父
・あの夏で待ってるat小諸withおねがい☆シリーズ@大町木崎湖
・氷菓at高山&掛川
・たまゆらat横須賀&竹原*
・恋と選挙とチョコレート&いますぐお兄ちゃんに妹だっていいたいat東京都23区東側*
・花咲くいろはat金沢*
・輪廻のラグランジェat鴨川*
・ココロコネクトat横浜*
・栗橋みなみat久喜栗橋とパブキャラ気ままに

現在支持しようとしている作品です。

*の付いた作品は恐らく長くは持たない可能性もあります。

舞台地巡り数としては数が多く、また多数支持することでスケジュール調整のひっ迫を覚えました。

そのため、現状支持できる作品数に絞ってみようと画策中です。

1月からはじまるアニメは今回、

・たまこまーけっと
・GJ部

に抑えることにしています。

今年も舞台地が実在するご当地アニメやゲームなどが、多種多様に出てくるんじゃないかと思います。素直に全部行って、いち早く背景ロケ先を探してってやっても限界がありますし、島嶼や海外といったら真っ白になることは間違いありません。今は「これだ!」と思う作品に、新聞などの評価もあるでしょうけど、ゆるぎなく数よりも記憶に残るサブカル旅を作っていきたい、と思っております。

ちなみに考えてること目先では
・高山『氷菓』生き雛祭り参加(2013年4月3日)
・東京周辺『いま妹&恋チョコ』散歩(2013年1月中。1月20日は必須。イベントには参加しないので)
ぐらいです。
交流イベントについてはここでは書きませんが、出来ることからやっていこうと思います。